組織運営に役立った本を一冊あげろと言われたら、小林惠智氏が書かれたチー ムマネジメントをあげたいと思います。今は絶版となっている本ではありますが、Amazonマーケットプレイスで1円で購入できるので、経営者や組織のマネジャー、人材開発の担当者は是非ご一読頂きたいと思います。
人材開発や、組織論に関して書かれた書籍はよく読むのですが、満足できない内容のものも多かったりします。これは、
であることが原因ではないかと感じています。
根拠に心理学などをもってくるケースもありますが、書籍やセミナーでは主催者の主張を語るために都合よく曲解されて語られる場合も多いと思います。(メラビアンの法則などは、この好例と言えるような気がします。)
もちろん、個人の経験や価値観に依って書かれた本も、様々な視点を得るという意味では大変有意義なものですし、事例などが豊富に盛り込まれていれば、自社への応用を考える際に参考になることは間違いないとは思うのですが、データで示された他の分野の本に比べ、人や組織に関する本は弱いものが置いなぁ。という思いをずっと抱えていました。
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さて、そんな思いを抱えながら本を乱読していく中で出会ったのが、このチー ムマネジメント。
僕は実際にこの本を読み、部下と接する態度を改める参考にしたし、組織のメンバーを考えたり、各人の特徴を把握する際の参考にしました。
世の中的にはそこまで高い評価を得ていないようにも感じますが、少数精鋭のプロフェッショナルチームで大きなビジネスを動かすことが可能になった現在では、この本はもっと再評価されるべきではないかと思うのです。
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人材開発や、組織論に関して書かれた書籍はよく読むのですが、満足できない内容のものも多かったりします。これは、
- 人や組織の問題は、成果を定量的に示すことが難しい。
- また、施策を実行した時としなかった時で、成果を比較することも難しい。
- 故に、個人の経験や価値観をもとに書かれたものになってしまいがち。
であることが原因ではないかと感じています。
根拠に心理学などをもってくるケースもありますが、書籍やセミナーでは主催者の主張を語るために都合よく曲解されて語られる場合も多いと思います。(メラビアンの法則などは、この好例と言えるような気がします。)
もちろん、個人の経験や価値観に依って書かれた本も、様々な視点を得るという意味では大変有意義なものですし、事例などが豊富に盛り込まれていれば、自社への応用を考える際に参考になることは間違いないとは思うのですが、データで示された他の分野の本に比べ、人や組織に関する本は弱いものが置いなぁ。という思いをずっと抱えていました。
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さて、そんな思いを抱えながら本を乱読していく中で出会ったのが、このチー ムマネジメント。
僕は実際にこの本を読み、部下と接する態度を改める参考にしたし、組織のメンバーを考えたり、各人の特徴を把握する際の参考にしました。
世の中的にはそこまで高い評価を得ていないようにも感じますが、少数精鋭のプロフェッショナルチームで大きなビジネスを動かすことが可能になった現在では、この本はもっと再評価されるべきではないかと思うのです。
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