2007年11月23日に書いたエントリ、僕は馬岱ですよ。
各方面から好評を頂いた(ウソ)。

ぶっちゃけ、R25の「スマートモテリーマン講座」にそのうち取り上げられると思うので、
今のうちに書いておく。俺が先に論文発表したんだぞ。と。

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上司や部下、親や友人に、「おまえ生意気なんだよ!」「なんかダサくね?」はたまた、「無能者!!」などと叫ぼうものなら、あなたの交友関係に深刻 な影響を及ぼすことは想像に難くない。上司にそんなことを言おうものなら、あなたのその会社での出世はないと考えていいだろう(しらんけど。)

しかし、
どうしても、
時には、
声を大にして
男には

言わねばならぬことがある。

そんなときは、人物を三國志の登場人物に例えて評価することをオススメしたい。
僕が好きな三國志の登場人物を何人かピックアップしよう。

虞翻 … 生意気で、賢げなことをのたまう後輩に使おう!「確かにおまえは賢いかもしれないけれど、三國志でいうと、所詮知力80のB級軍師なんだよ!」というメッセージを暗に送ることができる。虞翻タイプの社員は、自分が正しいと思ったことを声を大にして言ってしまう。という傾向が ある。(そのため、出世は阻害されることも。)上司としては、ムカツクんだが、結構正しかったりするので、言い返せないこともしばしば。知らない間に田舎 に引っ込んで我が道を行くことも。

王平 … いぶし銀の活躍を見せる営業担当や、事務方の人物に。ある意味最大級の褒め言葉なのだが、なんとなく存在が地味な人に。彼が王平を知っていたら、喜ぶかもしれない。いや、それぐらいの活躍したし。

陳宮 … 賢いんだが、より賢い人の前では少し浅知恵な感じがする人に使うといい。何か言われたら、「いやー。曹操の初代軍師と言えば、陳宮しかい ませんよ!」「陳宮の戦略を呂布がしっかり理解さえしてくれたら…」という感じで使うとうまく逃げることができる。個人的には馬謖よりはるかに高評価。た だし、能力は戦術面に限定されるかな。それと、自分より賢い人のもとではあまり力を発揮できないと思われる。中堅領主に使える知恵者って感じかな。ここら へんが、大物に使えても価値を出し続けた賈詡とは異なるところ。

超雲 … はっきり言って、完全無欠な人に、尊敬と憧憬の念を込めて使おう。しかし、あくまで領主ではなくて、極めて優秀な本部長といったところ。「将来的に撤退したほうが絶対にいい事業」でも立て直しちゃったりする点だけが難点か。そういう時は「頼むから阿斗は救わないでください。」と伝えよう。

馬超 … 才能はあるけれど、無意味にアツくて、若い人に。「義憤にかられて突撃すると負けちゃいますよ。」ってことを婉曲に伝えるとき役立つ。言われた人はたぶん、喜ぶ。曹操なあなたにとっては、彼をコントロールすることは赤子の手をひねるより簡単なことだろう。ただし、彼が「義憤にかられる」ような言動は決していってはならない。もしかしたら、アナタの首が飛ぶほうが早いかも…。

甘寧 … 力があって、法スレスレの領域で勝負をかける人に使うといい。「甘寧に例えるのは言い過ぎじゃない?」って場合は、周倉に例えてもいい。横山光輝三國志を知っている人であれば、営業目標をいち早く達成したときに、「甘寧一番乗り~」と叫んでもらいたいところ。(もちろん、鉄球つきで。法スレスレの受注を上げることも忘れてはならない。)

…まぁ、考えるのが面倒くさかったら、上司に対しては、「○○さんって、関羽みたいですよねぇ~」と言っておこう。「○○さんって、賢いですよ ね。」というよりも、婉曲的かつ、スマートに上司に対してお世辞を言える。同僚からの妬みも少なくて済むはずだ。すくなくとも上司はあなたにとって、 「神」であることは間違いないのだから。

このやり方の唯一の欠点は、女性の同僚や上司・部下には使えないところ。但し、彼女には使えそう。「おまえ、俺のことだましてない?」ってときは、 「キミって貂蝉みたいだね。」 可愛い彼女を守るために周りを犠牲にする覚悟が出来たときは、「おまえのために、俺は俺のレッドクリフを戦う!」 ちょっ とツンデレな彼女には、「キミは僕にとっての弓腰姫」って感じかな。

まぁ、どうでもいいですけど。
さぁ、仕事しよ。

いい加減、怒られるかもしれない。