事業を行っている友人に
「県の青年議会の議員になってみたら?」
とすすめられたので、とりあえずものは試しと応募してみた。
僕のきらめくような才能が応募用紙ごしに伝わったのか、
こいつは明らかにヒマそうだし、出席するだろう。と思われたのか、
はたまた、応募者が少なかったのか、
真実は定かではないけれど、どうやら受かったようで、35度を超える猛暑の中、最近めっきり着なくなったスーツを来て、県庁まで足を運んで説明を聞いてきた。(※余談だけれど、僕同様明らかにスーツを着慣れていない人が何人かいて、おもしろかった。)
まぁ、これが想像以上に面白く、興味深かったのでちょっと感じたことなどを記しておこうと思います。
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「県の青年議会の議員になってみたら?」
とすすめられたので、とりあえずものは試しと応募してみた。
僕のきらめくような才能が応募用紙ごしに伝わったのか、
こいつは明らかにヒマそうだし、出席するだろう。と思われたのか、
はたまた、応募者が少なかったのか、
真実は定かではないけれど、どうやら受かったようで、35度を超える猛暑の中、最近めっきり着なくなったスーツを来て、県庁まで足を運んで説明を聞いてきた。(※余談だけれど、僕同様明らかにスーツを着慣れていない人が何人かいて、おもしろかった。)
まぁ、これが想像以上に面白く、興味深かったのでちょっと感じたことなどを記しておこうと思います。
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そもそも県の青年議会に応募したのは、
こんな感じのメリットをちらつかされたからなのです。
3日でよくて、有意義な人脈が出来る。これはすぐにわかるメリットなのですが、地方では官と民の距離が非常に近いため、3も非常に大きなメリットがあります。
地方行政も会社と一緒で、何かを具体的に動かそうとすると最終的には予算の問題になります。何に対していくら、どのように使うか。という判断が毎年毎年下されるわけです。どのように使うか。という部分で、最終的に動いて実現する主体は民間企業になります。
だから、県が力を入れていることにしっかり目を光らせ、きっちりそれに絡んでいくことは地方の企業にとって非常に重要なことなのです。
もちろん、地方行政でなく、国の政策も最終的に動くのは民間企業になるわけですが、信用・信頼のある大企業や強い人的関係のある天下り団体が多くの仕事を受け、一介の中小企業が国の仕事を受けるのはなかなかハードルが高いと思います。そういったところも、もしかしたら政治と民間の距離が遠く感じる一因になるのかもしれません。
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まぁ、そんな感じで打算と希望に夢をふくらませていた私ですが、そんな甘い話があるわけもなく、初日の説明会に参加した感想を述べると、それなりにハードで真剣。その分得られるものも多い。という内容のように感じました。
まず、最初に出席するのは3日ですが、これは公式の会合の場や議会での知事等への質問の場であり、僕ら青年議員は8人ずつ5つのグループに別れ、最終日までに調査や議会での質問内容を練り上げなければなりません。僕らのグループは毎週木曜日に集まることになりました。
次に人脈ですが、これは期待通り素晴らしいものだったように思います。そもそも僕は人脈という言葉はあまり好きではない、ということをブログに書いているぐらいなのですが、100日間の自主的な活動を通じてお互いの力量も把握しますし、時間をかけて関係を築いていくわけです。こういう場でつくられる関係というのは、長く続く素晴らしいものになるような気がします。(逆に真剣に取り組まないと、相手にされなくなるんだろうな、とも。)
最後に県政に詳しくなる、というところですが、ここは僕も知らなかった県の熱心な取り組みをいくつも知ることが出来て驚きました。自分のビジネスに役立たせる。という小さな目的に留まらず、得られるものが多かったように思います。
国の問題と県の問題は、ほぼリンクしています。県は、人口の減少にも、雇用や新産業の創出にも、内需の減退にも悩んでいるわけです。これは国も一緒なわけですが、行政単位が小さい分、いくつかの分野では目覚しい解決策を実現しているわけで、これは国の政治を考える際にも参考になる部分が多々あるように思います。
解決策は自主的な努力で解決しているものもあれば、国から資金や資源を引き出す形で解決しているものもあります。後者は国の未来を考えるときに参考になりませんが、前者は参考になる部分も多いんじゃないかな。と思います。
さて、これから機会があるたびに、県の青年議会の取り組みを通じて感じたこと、考えたことをアップしていこうと思います。
他の地方でも同様の取り組みをやっているところは多いと思いますので、興味のある方は是非応募してみてください。得られるものは多いんじゃないかな、と思います。
- 実際に出席するのは3日でいい。
- いい人脈が出来るらしい。
- 県の政治に、詳しくなれる。
こんな感じのメリットをちらつかされたからなのです。
3日でよくて、有意義な人脈が出来る。これはすぐにわかるメリットなのですが、地方では官と民の距離が非常に近いため、3も非常に大きなメリットがあります。
地方行政も会社と一緒で、何かを具体的に動かそうとすると最終的には予算の問題になります。何に対していくら、どのように使うか。という判断が毎年毎年下されるわけです。どのように使うか。という部分で、最終的に動いて実現する主体は民間企業になります。
だから、県が力を入れていることにしっかり目を光らせ、きっちりそれに絡んでいくことは地方の企業にとって非常に重要なことなのです。
もちろん、地方行政でなく、国の政策も最終的に動くのは民間企業になるわけですが、信用・信頼のある大企業や強い人的関係のある天下り団体が多くの仕事を受け、一介の中小企業が国の仕事を受けるのはなかなかハードルが高いと思います。そういったところも、もしかしたら政治と民間の距離が遠く感じる一因になるのかもしれません。
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まぁ、そんな感じで打算と希望に夢をふくらませていた私ですが、そんな甘い話があるわけもなく、初日の説明会に参加した感想を述べると、それなりにハードで真剣。その分得られるものも多い。という内容のように感じました。
まず、最初に出席するのは3日ですが、これは公式の会合の場や議会での知事等への質問の場であり、僕ら青年議員は8人ずつ5つのグループに別れ、最終日までに調査や議会での質問内容を練り上げなければなりません。僕らのグループは毎週木曜日に集まることになりました。
次に人脈ですが、これは期待通り素晴らしいものだったように思います。そもそも僕は人脈という言葉はあまり好きではない、ということをブログに書いているぐらいなのですが、100日間の自主的な活動を通じてお互いの力量も把握しますし、時間をかけて関係を築いていくわけです。こういう場でつくられる関係というのは、長く続く素晴らしいものになるような気がします。(逆に真剣に取り組まないと、相手にされなくなるんだろうな、とも。)
最後に県政に詳しくなる、というところですが、ここは僕も知らなかった県の熱心な取り組みをいくつも知ることが出来て驚きました。自分のビジネスに役立たせる。という小さな目的に留まらず、得られるものが多かったように思います。
国の問題と県の問題は、ほぼリンクしています。県は、人口の減少にも、雇用や新産業の創出にも、内需の減退にも悩んでいるわけです。これは国も一緒なわけですが、行政単位が小さい分、いくつかの分野では目覚しい解決策を実現しているわけで、これは国の政治を考える際にも参考になる部分が多々あるように思います。
解決策は自主的な努力で解決しているものもあれば、国から資金や資源を引き出す形で解決しているものもあります。後者は国の未来を考えるときに参考になりませんが、前者は参考になる部分も多いんじゃないかな。と思います。
さて、これから機会があるたびに、県の青年議会の取り組みを通じて感じたこと、考えたことをアップしていこうと思います。
他の地方でも同様の取り組みをやっているところは多いと思いますので、興味のある方は是非応募してみてください。得られるものは多いんじゃないかな、と思います。
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