ちょっと前に下記のような内容をツイートした。すいません、たぶん何か面白くないことでもあったらしく、若干攻撃的なツイートになってしまってますので、何割か差し引いて聞いてやってください。
で、この後に本当の専門家が語らない理由をいくつか挙げた。最初に僕が挙げた理由は稚拙なものだったけれど、@mosa_siruさんや、@asktakaさんからもコメント頂き少し整理することができたので、下記にまとめてみた。
結果的に、専門家の言論空間やコミュニティーは閉じることになり、専門家は(一部を除いて)語らなくなるのだと思う。あるいは、(かつてそういう経験をした人を何人か知っているが)メディアに出て、本人の意と異なるように編集されたことに憤り、語らなくなったという人もいるかもしれない。
故に、実際にメディアでは専門家というよりも専門家のようなジャーナリストや芸能人(またはブロガー)の声が大きくなる。実際には専門家が保有する知識とそれを広める力は異なるので、ジャーナリストや芸能人の役割は非常に重要なのだが、たまに「おかしいな?」と思って調べてみると全然事実と異なる内容を自信たっぷりに話していてびっくりすることがある。
コンサルタントとかもこの傾向があるので注意した方がいいかもしれない。上海で事業を行っている人(A氏としよう)から聞いた話だが、20年ほど前に中国が市場として注目されはじめたころ、日本でも数本の指に入る経営コンサルタントが大手企業の経営者を連れて、中国視察ツアーに訪れたそうだ。A氏は現地のガイド兼翻訳のような立場でスタッフに加わったそうだが、そのコンサルタントが中国に詳しくもないのに、本で書かれている古い知識や誤った知識をもとにツアーメンバーにレクチャーするのが聞いていて本当に不快だったそうだ。知らず知らずの間にぼくもきっと同じようなことをしてしまっている。
じゃあ専門家が話せばよいか。現場を知っている人が話せばよいか。というとそれもまた問題がある。
専門家が話すと、権威を鵜呑みにして自分の頭で考える事をやめてしまう人が出てくることが問題だろう。現場の人が話すと、現場という言葉を水戸黄門の印籠のように使い、議論と思考をストップさせてしまうことが問題になるだろう。
さて、そんなこんなで、何を言いたかったのか、忘れてしまわないうちに言っておくと、
なんかつまらない結論だけど、つまらないことほど大事だったりするんだよな。
で、この後に本当の専門家が語らない理由をいくつか挙げた。最初に僕が挙げた理由は稚拙なものだったけれど、@mosa_siruさんや、@asktakaさんからもコメント頂き少し整理することができたので、下記にまとめてみた。
- 広く大衆に伝える時間的余裕がない
- 広く大衆に伝えるスキルがない
- 広く大衆に伝える必要性を感じていない
結果的に、専門家の言論空間やコミュニティーは閉じることになり、専門家は(一部を除いて)語らなくなるのだと思う。あるいは、(かつてそういう経験をした人を何人か知っているが)メディアに出て、本人の意と異なるように編集されたことに憤り、語らなくなったという人もいるかもしれない。
故に、実際にメディアでは専門家というよりも専門家のようなジャーナリストや芸能人(またはブロガー)の声が大きくなる。実際には専門家が保有する知識とそれを広める力は異なるので、ジャーナリストや芸能人の役割は非常に重要なのだが、たまに「おかしいな?」と思って調べてみると全然事実と異なる内容を自信たっぷりに話していてびっくりすることがある。
コンサルタントとかもこの傾向があるので注意した方がいいかもしれない。上海で事業を行っている人(A氏としよう)から聞いた話だが、20年ほど前に中国が市場として注目されはじめたころ、日本でも数本の指に入る経営コンサルタントが大手企業の経営者を連れて、中国視察ツアーに訪れたそうだ。A氏は現地のガイド兼翻訳のような立場でスタッフに加わったそうだが、そのコンサルタントが中国に詳しくもないのに、本で書かれている古い知識や誤った知識をもとにツアーメンバーにレクチャーするのが聞いていて本当に不快だったそうだ。知らず知らずの間にぼくもきっと同じようなことをしてしまっている。
じゃあ専門家が話せばよいか。現場を知っている人が話せばよいか。というとそれもまた問題がある。
専門家が話すと、権威を鵜呑みにして自分の頭で考える事をやめてしまう人が出てくることが問題だろう。現場の人が話すと、現場という言葉を水戸黄門の印籠のように使い、議論と思考をストップさせてしまうことが問題になるだろう。
さて、そんなこんなで、何を言いたかったのか、忘れてしまわないうちに言っておくと、
- 読者(視聴者)は違和感を持ったら自分で調べて、確認するのが大事。
- 意見を拾ったり広めたりする側の人は、誤った見解を述べていないか常に自戒が必要。
- 専門家には語って欲しい。(時間もかかるし、スキルも必要だけれど、これからの時代語るだけのめりっとはあるはず)
なんかつまらない結論だけど、つまらないことほど大事だったりするんだよな。















Comment
これで生放送(つまり編集不可)しか受けなくなった方を知っています。
> これで生放送(つまり編集不可)しか受けなくなった方を知っています。
こういう方、結構いらっしゃると思います。まともな感覚の方であれば、そう思うのではないでしょうか。編集不可のものしか取材を受けないと言うのは、メディア的にリスクも高く使いにくいので、メディアから外されるようになるでしょうね。
そういう方には書籍やブログを通じて、是非広く個人の考えを広めて欲しいですね。
ブログを読む自分を観察していてヒシヒシと感じるのが、「相手の情報を丸のみ」してしまう事が結構あります。
自分で調べればいいんでしょうけど、なにから調べれば分からないという事も多々あることで、裏付けをとらなくても「ま、いいか」と思うことはかなり多くあります。
そもそも論、誰が専門家で信頼すべきかなんて一般人からみれば分からないんですよね。だったらもう最初から自分で調べるしかない。でもそしたら専門家なんていらないんじゃないだろうかと思ってしまいます。
もちろんこれは極論ですけど、一般人からしてみれば有名人も専門家も専門家きどりもあまり関係ない気がしますね。
皆信頼できないし、でもなんか言ってくれないと不安だし。そんな依存関係ができている気がします。
以上拙い文ですが失礼します。
> そもそも論、誰が専門家で信頼すべきかなんて一般人からみれば分からない
> 一般人からしてみれば有名人も専門家も専門家きどりもあまり関係ない気がします
確かにそのとおりですね。最終的には自分で調べて決断しなければならない。そのために様々な意見を言うガイドがいる。そんな感じかもしれませんね。なんだか株取引の世界と似ているような気がしますw
株の場合は、購入や売却のリスクは本人が負担するのでわかりやすいのですが、政治や経済の動向はわかるまでに時間がかかる。自分の過失が目に見えてわかるまで時間がかかる(そして手遅れになってしまうことも多い)
そう考えるとやっぱり自己責任でしっかりモノゴトを見て判断出来る人が一人でも増えて欲しいと願ってしまいます。
> アカデミック業界に限ればインセンティブの問題ですね。一般向けの発言をすることがネガティブなシグナルになります。知名度を上げても職業上のメリットはありませんし。
うーむ。やはりそうなんですね。投下するコストに対してリターンが低いから取り組まないのだと思っていましたが、そもそも発言すること自体がネガティブになってしまうとは。
書籍や個人のブログ、信頼ある雑誌での発言であれば、少なからずリターンはあるような気もしますが、いかがでしょうか。(変な攻撃やクレームが来てマイナスの方が多いかもしれませんが。)
まぁ、アカデミックの世界の方に、研究者・教育者・ジャーナリストの3者の役割を求めるのは酷だとも思うので、伝える役割の人と、情報の受け手のレベルを上げて行くことが大事なのかな。とも思います。
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