fukui_dayo: 企業はtwitterで採用活動した方が、絶対優秀な人が採用できると思う。新卒は特に。
最近、学生の方からもTwitterでフォロー頂くようになった。フォロー頂くとやっぱりその方がどういう人か気になるので、プロフィール欄に記載されているその方のblogを読んだり、Twitterでのつぶやきを一通りチェックする。blogは興味があればRSSリーダーに登録し、分類する。
プロフィール欄に学生と書いてあるから、きっと学生なのだろうけれど、blogやTwitterでの発言を見ていくと、本格的な考察やその道の専門家との正面からの議論などがあったりして、驚かされることがある。もちろん荒削りな考察や、学生らしいつぶやきも多いのだけれど、彼らの将来のことを考えるとワクワクする。
そういう経験がTwitterを使い始めてから何度か続いたので、思わず冒頭の発言をしたわけだけれど、思いがけず様々な方向からご意見を頂いたので、この機会に自分の考えをまとめてみたいと思う。
まずは、未曾有の就職氷河期を迎えている新卒採用市場に絞って話をしたい。
僕が最初に発見した、「Twitter採用企業」は、RSS広告社の田中弦社長のつぶやきだ。
瞬く間に応募があり、面接日程が決まり、インターンシップ生として採用が決まったようだが、今後は個人のタイムライン上で呟く以外にも、twitjob などのサービスの活用や、ハッシュタグを用いた採用など無数の採用手法が現れ、活用されていくことと思う。
Twitterを用いた採用といっても、Twitterは結局ツールに過ぎない。ツールは自分にとって便利な部分があれば使えばいいし、便利でなければ使わなければいい。紙の採用広告ツールである、リクルートブックは企業・学生双方にとって便利だったから定着したし、インターネットが登場してそれはリクナビになった。メールは学生とのやりとりに普通に使われているし、携帯電話での連絡だって今はもう当たり前だ(今となっては、信じられないことだが、ほんの10年前は携帯電話に採用の連絡を入れて良いかどうか、真剣に人事部で議論されていた。)
便利で、使えるテクノロジーはどれだけ抵抗勢力がいても、自然と社会に広まっていき、その広まるスピードを止めることはできない。
もちろん、普及するかと思われたが未だ普及していないツールもある。例えば、Skypeやblog,SNS(Facebookやmixi)がそうだ。
TwitterはSNSやSkypeよりも開放的で、多数の人間を把握するのに優れているし、blogよりも書き手の負荷がすくないため、上記のツールよりも早く広まる可能性はあるが、広まるかどうかはこの際たいして重要な問題ではない。採用側にとって便利かどうか、より優秀な人が採用出来る可能性が(他の手段に比べて)高いかどうかが重要だ。
■Twitterで新卒採用活動すると、優秀な人が採用できるワケ
さて、僕が、Twitterで採用活動すると絶対に優秀な人が採用出来る。と感じた理由は下記の3点だ。
1.参照性(擬似Biographyとしての活用)
欧米では採用を考えている人物の「裏をとる」ことが当たり前だ。日本でも中途市場の真っ当なヘッドハンターであれば、経歴を調べる際に、過去務めた会社での評価や交友関係を確認する。興味・関心や能力の「裏をとる」情報の一つとしてTwitterは活用出来る。
学生の場合は過去の業績などを判断しにくいので、履歴書/筆記試験/面接を通じて、判断される。しかし、その3点はいずれも、「よく見せる」ことができる。履歴書には「頑張ったこと」や「自己PR」を書く欄もあるが、書き方によって随分印象が変わる。筆記試験もしっかりとした対策をとることと「慣れ」によって、点数を20%アップすることぐらい簡単にできる。面接も同様で、誰もが人に対する偏ったスキーマから逃れることは出来ない。「同じスポーツをやっていたから」「自分と同じ大学・学部の出身だから」という心理的偏見は訓練されていない面接官では生じやすいし、訓練された面接官だと「何千人と面接していた私は、面接を開始して数分で相手のことがわかるんだよ」とお話される人もいる。
心理学の世界では、開始数分で特定の人の印象を固めてしまい、その思い込みから逃れることは難しいとされている。
誰もが思い込みから逃れることは出来ないからこそ、客観的に「考えていること」や「能力」を評価する必要があるのだが、Twitterでの過去の発言を追ったり、プロフィール欄からblogに飛びこれまでの問題意識や勉強成果を確認することは、履歴書や面接の印象の裏付けをとり、本人の能力や継続的な努力を評価する確かな情報のひとつになる。
もちろん、Twitter上で仕事や学業とは関係のないことだけをつぶやこうと決めている人もいるだろうから、履歴書や面接同様、流れている情報を全て鵜呑みにしてはならないが、減点評価ではなく、加点評価の視点で見れば、彼ら・彼女らの隠れた魅力が見えてくるに違いない。それは書類選考や面接試験を効果的に進めることにもつながる。
2.採用コスト
これは改めて説明するまでもないだろう。コストを掛けずに利用出来るというメリットがある。もちろん、労働コストはそれ相応にかかるが、採用広告を出しても埋もれてしまうような世の中のほとんどの企業にとっては、効果的な採用ツールになるだろう。
もちろん、Twitter上で「採用します」とつぶやいても、学生の興味・関心を引き立てられないような企業であれば、使うだけ無駄だ。そうならないように、普段から会社や自分自身に関しての問題意識をつぶやくようにしておかなければならない。結局、会社(ハード)か人(ソフト)のいずれかで人をひきつけることのできない企業は採用することなど出来ないのだ。自他共に認める大企業であればともかく、世の中の99%を占める中小企業やベンチャー企業はソフトの魅力でまずは人を惹きつけ無ければ、勝負にならない。
3.テクノロジー適応性
テクノロジーに対する興味・関心は業界、業種を問わず活躍するビジネスパースンにとって必要不可欠な能力だ。新たなツールに対する興味・関心はもちろん、インターネットを通じた情報収集・分析・提供のスキル、コミュニケーションスキルなどもこれに該当する。
後にデファクトスタンダードとなる全てのテクノロジーに言えることだが、テクノロジーに対する興味・関心、及びそれを活用する力が高い学生が、現在のTwitter利用者には多いと感じる。Twitterが普及するに連れ、この傾向は薄れると思われるが、逆にたくさんの利用者の中で埋 もれずに目立てる人というのは、ネットを活用する力に長けた人と考えることもできる。
テクノロジー適応性はTwitterを活用すると良い人が取れる。といったときに真っ先に頭に浮かぶ要素だが、真の意味で効果的に機能する期間は極めて短くなると思われる。
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さて、以上見てきたが、採用側にとってはTwitterは使いどころが重要なツールだ。採用活動の序盤と終盤で役に立つだろう。序盤は「接触する」「能力・興味・関心を抑える」という点で役立ち、終盤に関しては「能力・興味・関心を見極める」という部分で役立つと思われる。また、学生から応募がたくさん来て選別だけで大変だ。という大企業であれば、「Twitterで採用します。」と宣言してしまえば、熱意や能力を効果的に把握することができるようになるかもしれない。(就職氷河期になって、学生からの応募はびっくりするほど増えた。大企業にとって、マス媒体は利用するだけお金と時間の無駄になる時代が来ている。学生向けの広告活動と捉えればアリかもしれないけれど、、、、)
学生側にとっては、より自分自身の真価が問われることになる。文章が得意だったり、考えることが好きだったり、インターネットを活用することが苦にならないのであれば、履歴書や面接では埋もれてしまうかもしれない、自分の個性を効果的にPRすることができるに違いない。
まだ、思考に関してはいささか不足している部分があるとも感じる。僕自身もTwitterで刺激を受け、より考察を深めていきたいと思う。そして、Twitterを活用した採用活動のノウハウをもう少しきちんとまとめつつ、学生のみなさんにはTwitterを活用して自分自身を高める方法もどこかで伝えていきたいと思う。
僕が最初に発見した、「Twitter採用企業」は、RSS広告社の田中弦社長のつぶやきだ。
yuzuru_rss: 来年3月の新卒をいまさら募集してみるテスト。いえ、本気です。RSS広告社では毎年数人新卒を実は採用しております。
瞬く間に応募があり、面接日程が決まり、インターンシップ生として採用が決まったようだが、今後は個人のタイムライン上で呟く以外にも、twitjob などのサービスの活用や、ハッシュタグを用いた採用など無数の採用手法が現れ、活用されていくことと思う。
Twitterを用いた採用といっても、Twitterは結局ツールに過ぎない。ツールは自分にとって便利な部分があれば使えばいいし、便利でなければ使わなければいい。紙の採用広告ツールである、リクルートブックは企業・学生双方にとって便利だったから定着したし、インターネットが登場してそれはリクナビになった。メールは学生とのやりとりに普通に使われているし、携帯電話での連絡だって今はもう当たり前だ(今となっては、信じられないことだが、ほんの10年前は携帯電話に採用の連絡を入れて良いかどうか、真剣に人事部で議論されていた。)
便利で、使えるテクノロジーはどれだけ抵抗勢力がいても、自然と社会に広まっていき、その広まるスピードを止めることはできない。
もちろん、普及するかと思われたが未だ普及していないツールもある。例えば、Skypeやblog,SNS(Facebookやmixi)がそうだ。
TwitterはSNSやSkypeよりも開放的で、多数の人間を把握するのに優れているし、blogよりも書き手の負荷がすくないため、上記のツールよりも早く広まる可能性はあるが、広まるかどうかはこの際たいして重要な問題ではない。採用側にとって便利かどうか、より優秀な人が採用出来る可能性が(他の手段に比べて)高いかどうかが重要だ。
■Twitterで新卒採用活動すると、優秀な人が採用できるワケ
さて、僕が、Twitterで採用活動すると絶対に優秀な人が採用出来る。と感じた理由は下記の3点だ。
- 参照性(擬似Biographyとしての活用)
- 採用コスト
- テクノロジー適応性
1.参照性(擬似Biographyとしての活用)
欧米では採用を考えている人物の「裏をとる」ことが当たり前だ。日本でも中途市場の真っ当なヘッドハンターであれば、経歴を調べる際に、過去務めた会社での評価や交友関係を確認する。興味・関心や能力の「裏をとる」情報の一つとしてTwitterは活用出来る。
学生の場合は過去の業績などを判断しにくいので、履歴書/筆記試験/面接を通じて、判断される。しかし、その3点はいずれも、「よく見せる」ことができる。履歴書には「頑張ったこと」や「自己PR」を書く欄もあるが、書き方によって随分印象が変わる。筆記試験もしっかりとした対策をとることと「慣れ」によって、点数を20%アップすることぐらい簡単にできる。面接も同様で、誰もが人に対する偏ったスキーマから逃れることは出来ない。「同じスポーツをやっていたから」「自分と同じ大学・学部の出身だから」という心理的偏見は訓練されていない面接官では生じやすいし、訓練された面接官だと「何千人と面接していた私は、面接を開始して数分で相手のことがわかるんだよ」とお話される人もいる。
心理学の世界では、開始数分で特定の人の印象を固めてしまい、その思い込みから逃れることは難しいとされている。
誰もが思い込みから逃れることは出来ないからこそ、客観的に「考えていること」や「能力」を評価する必要があるのだが、Twitterでの過去の発言を追ったり、プロフィール欄からblogに飛びこれまでの問題意識や勉強成果を確認することは、履歴書や面接の印象の裏付けをとり、本人の能力や継続的な努力を評価する確かな情報のひとつになる。
もちろん、Twitter上で仕事や学業とは関係のないことだけをつぶやこうと決めている人もいるだろうから、履歴書や面接同様、流れている情報を全て鵜呑みにしてはならないが、減点評価ではなく、加点評価の視点で見れば、彼ら・彼女らの隠れた魅力が見えてくるに違いない。それは書類選考や面接試験を効果的に進めることにもつながる。
2.採用コスト
これは改めて説明するまでもないだろう。コストを掛けずに利用出来るというメリットがある。もちろん、労働コストはそれ相応にかかるが、採用広告を出しても埋もれてしまうような世の中のほとんどの企業にとっては、効果的な採用ツールになるだろう。
もちろん、Twitter上で「採用します」とつぶやいても、学生の興味・関心を引き立てられないような企業であれば、使うだけ無駄だ。そうならないように、普段から会社や自分自身に関しての問題意識をつぶやくようにしておかなければならない。結局、会社(ハード)か人(ソフト)のいずれかで人をひきつけることのできない企業は採用することなど出来ないのだ。自他共に認める大企業であればともかく、世の中の99%を占める中小企業やベンチャー企業はソフトの魅力でまずは人を惹きつけ無ければ、勝負にならない。
3.テクノロジー適応性
テクノロジーに対する興味・関心は業界、業種を問わず活躍するビジネスパースンにとって必要不可欠な能力だ。新たなツールに対する興味・関心はもちろん、インターネットを通じた情報収集・分析・提供のスキル、コミュニケーションスキルなどもこれに該当する。
後にデファクトスタンダードとなる全てのテクノロジーに言えることだが、テクノロジーに対する興味・関心、及びそれを活用する力が高い学生が、現在のTwitter利用者には多いと感じる。Twitterが普及するに連れ、この傾向は薄れると思われるが、逆にたくさんの利用者の中で埋 もれずに目立てる人というのは、ネットを活用する力に長けた人と考えることもできる。
テクノロジー適応性はTwitterを活用すると良い人が取れる。といったときに真っ先に頭に浮かぶ要素だが、真の意味で効果的に機能する期間は極めて短くなると思われる。
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さて、以上見てきたが、採用側にとってはTwitterは使いどころが重要なツールだ。採用活動の序盤と終盤で役に立つだろう。序盤は「接触する」「能力・興味・関心を抑える」という点で役立ち、終盤に関しては「能力・興味・関心を見極める」という部分で役立つと思われる。また、学生から応募がたくさん来て選別だけで大変だ。という大企業であれば、「Twitterで採用します。」と宣言してしまえば、熱意や能力を効果的に把握することができるようになるかもしれない。(就職氷河期になって、学生からの応募はびっくりするほど増えた。大企業にとって、マス媒体は利用するだけお金と時間の無駄になる時代が来ている。学生向けの広告活動と捉えればアリかもしれないけれど、、、、)
学生側にとっては、より自分自身の真価が問われることになる。文章が得意だったり、考えることが好きだったり、インターネットを活用することが苦にならないのであれば、履歴書や面接では埋もれてしまうかもしれない、自分の個性を効果的にPRすることができるに違いない。
まだ、思考に関してはいささか不足している部分があるとも感じる。僕自身もTwitterで刺激を受け、より考察を深めていきたいと思う。そして、Twitterを活用した採用活動のノウハウをもう少しきちんとまとめつつ、学生のみなさんにはTwitterを活用して自分自身を高める方法もどこかで伝えていきたいと思う。













