fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

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近況報告

随分ブログをサボってしまったのだけれど、最近落ち着いてきたので、気を取りなおしてまた書き始めようと思う。

随分更新していないにも関わらず、今も日に1,000人近くの方が訪れてくださるのは嬉しいやら、申し訳ないやら。人から「ブログ楽しみにしています。」と言われる度に若干ココロを痛めています。

ブログを書けなくなったのは、仕事が忙しいから。というよりも、自分がこれまでインプットしてきた知識や書きたいと思っていたことを半年間であらかた書き尽くしてしまったからだろう。

ブログを書き続けるなかで、どこかしら地に足が付いていない感覚がしてきたのも確かだ。これは、本来書き手以上に読み手が感じることだと思う。

なんというか、急にブレイクした作家や芸能人が自分の本来のポジションやスタンスを見失い、売り出すこと人気とり、テレビ受けを優先して、なんかちょっと違うよね。とファンに言われるような感じだろうか。 ブレイクした作家と比べること自体がおこがましいことだけれども、誰もが程度の差こそあれ、周囲の視線を気にして自分を見失いそうになるってことはあるんじゃないだろうか。

 僕の場合は、問題を挙げ連ねるだけではなくて、自分でも問題解決に取り組んでみろよ。という思いがここ数ヶ月、日増しに強くなっていったわけです。もちろん、書く・情報発信するという行為は間接的には問題解決に寄与しているわけだけれど、もともと僕は、自分でやってみて判断する行動の人。という傾向が強いので、自らが動く時間をより多く取りたいと感じるようになったということだろう。

そういうわけで、ブログの執筆が滞るようになってから、自分は何やってたんだろうと思い出すわけですが、やっぱり自分の強みは「企業向けの研修コンテンツの開発」にあり、自分のやりたいコトは「地元の技術を海外に販売していく」ことにあるわけで、これらの仕事にバランスよく時間を配分し、収益の確保と自己実現、自分自身の新たな強みの獲得を果たして行く必要があるわけです。

そんなわけで、

・8月に商材と方針を決め、
・9月には営業活動に取り組み、
・10月にはJICAが募集していた協力準備調査にプロポーザルを提出し、
・11月(今)は、9~10月に受けた仕事をこなす毎日。

を過ごしてきました。

12月には、ルパン型組織のメンバーとしかけていたBtoCの商品販売サイトが出来上がるので、「地元の技術を販売」するきっかけになるんじゃないかと思ってる。(残念ながら、海外に販売するのはそのもう1ステップあとになりそう。)

JICAのプロポーザルが通れば、来年一気に海外で仕事をする可能性が高まるわけだけれど、僕の周囲も大量に応募してたので、通る可能性が高いとは言い難い。商材やプランには自信があるけれど、これは政治的な要素も絡むだろうから、何ともいえない。もっとも、プロポーザルをつくる中で、様々なメンバーの協力や信頼を得られたわけで、これはひとつの財産になっている。みな、どうなるかもわからない提案に本当に熱心に協力してくれた。

何しろ何かを実現しようと思ったら、それなりに時間が必要で、しかも全力で取組む必要がある。

1回のトライで成功することなんて極稀で、何度も失敗した後に成功する場合が大半で、だからこそ他の1回トライして辞めてしまう大半の人と差別化できるとも言える。

まぁ、そんな風に最近は考えていて、長い目でいろいろなことに取り組もうと思っているわけです。
ブログもこれから改めて思いついたように更新していこうと思いますので、訪れてくださったみなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
13

一人で戦局を打開することは大変難しいけれども

例えば何万人という人間が絡む、戦争や政治の世界では、一人の兵士が果たせる役割などたかが知れている。どんな勇者がいても、一人で戦局を打開することなんて出来やしない。

政治や大企業の中で働いている人の中には戦局を動かすだけの力のない自分の立場を嘆きたくなる人もいるだろう。

一方、そういう厳しい現実があるからこそ、アニメや漫画には、一兵卒の活躍からはじまり英雄譚へとストーリーが昇華する物語が描かれるわけだし、それを読んで僕たちはワクワクする。

戦局を変えた白い悪魔の物語が「ガンダム」なわけで、一隻の潜水艦が国際政治を動かせるかどうか夢想した作品が「沈黙の艦隊」だ。戦場の圧倒的な巨大さと小さな軍隊の頼りなさを描いた物語としては、(マイナーだと思うけれど)PS2の「絢爛舞踏祭」なんかがいい味だしてたと思う。ほんの小さなボタンの掛け違いの連鎖をおこすことが出来れば、銀河に100年の平和をもたらすことが出来るというような、ミクロからマクロへの挑戦という設定は、現実には大変厳しいからこそ、ロマンをかきたてられる。

では、現実世界では、自分という一人の小さな個人が大きな組織を動かすことは出来ないのか。というと、完全に不可能というわけでもなく。

例えばディー・エヌ・エーを例に挙げると、モバゲータウンを開発した一人のエンジニアや、「怪盗ロワイヤル」の開発者なんかは、確かにディー・エヌ・エーの大きな変化を産み出す震源地となったわけだ。

もっとも、じゃあ彼らのようなスーパーな結果を残さねば組織は動かせないのか。というと必ずしもそうではない。彼らを採用してきた採用担当者や、知恵を蓄えてきた開発陣、ここまで企業を存続させてきた営業・マーケティング担当者一人一人が大きな変化を産み出す活動に一役買っているわけで、そう考えると、一人一人の小さな努力や生み出してきたちょっとした「違い」がバタフライ・エフェクトとなって、世界を変える。なんてことが起こりうるのが人生の面白いところじゃないかと思う。

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さて、猛烈に前置きが長くなってしまったけれど、こんなことをふと考えたのは、やはり県の青年議会の活動の影響だろう、と思う。

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9

パン・ハム・レタス/デザインの価値

パンとハムとレタスは既にあった。
カードをしながら食事を摂りたいと考えたある紳士が、ハムとレタスをパンに挟んで食べることを思いついた。
こうして、サンドイッチが生まれた。

この短い伝説は「デザイン」が持つひとつの価値を端的にあらわしている。

既に保有しているモノの価値を掘り起こし、結びつけ、パッケージし直し、時代のニーズにあった新たなものにつくりかえる。そこに付加価値が生まれ、時に爆発的にヒットする。

もともとある価値を掘り起こすわけだから、投資に必要なコストは少なく、市場に投入するまでの時間が短時間で済む。

衰退市場で苦戦している企業が「事業ドメインの再定義」を行うことで、復活するケースもこの"デザイン"があたったケースと言える(メーカーからの脱皮を遂げたIBMなんかが良い例か)だろうし、任天堂が得意とする枯れた技術の水平思考も、価値を掘り起こし、パッケージし直し、時代のニーズにあったものにつくり変えている例と言えるだろう。

簡単か、と言われるとそうでもない。

しかし、資源に限りがある企業経営者や行政担当者にはこういった視点が必要だ。
強みは既にある。それをいかに結びつけ、パッケージし直し、世に送り出すか。

最近はそういった仕事にこの上ない魅力を感じている。
3

勇者ではなく、ただのモブだと気付いてしまったときに

Twitterの僕のTLは今日はソーシャルゲームの話題でもちきりだったのだけど、メインストリームとは異なる視点で面白い記事を発見したので、こちらのほうを紹介しておこう。

ダイヤモンド・オンライン:ゲームの仲間は助けるけど、会社の同僚は助けない

――現実世界の同僚が困っていたら、残業して助ける?

助けないです。あ、梅田さん、僕、自分の行動の矛盾に気付いちゃいました……

――いやー、今日の君の発言は、日本ビジネス界のマネジメント層に一石を投じている気がするよ。つまり、高学歴でクリエイティブ職に就いて、有能な山本君は、仕事でも生活でもなく、ゲームのなかが最も必死なんだよね。あらゆる若者のあらゆる情熱が仕事ではなくゲームにつぎ込まれているとすれば、日本経済の大きな損失だよ。だって、その情熱を仕事に傾ければ、現実世界でお金が生み出せるのに。謎を解く力や、トライ&エラーや、発想の転換がゲームの醍醐味だとすれば、それは全部会社のなかでも有効な能力なのに、それを使っていない。

僕は小学生の頃から割と筋金が入ったゲーマーだったので、この「梅田さん」なる質問者の視点にはプレイステーションが世に出る前から気づいていて、いかに現実世界をゲームのように面白くするかに情熱を注いでいた。

最高の仲間を集め、目標を決め(倒す魔王はどこだ?)、姫と財宝を手に入れる。
ゲームがイメージできなければ、ワンピースとかイメージすればいいのかな。そう、船にのって仲間と大海原に乗り出すイメージ。

時にはパーティ間で三角関係が生まれちゃったりして、魔王を倒すことなんてどうでもよくなって内輪でバトルする。(そういや最近は成功の報酬として姫を手に入れるパターンよりも、冒険の仲間とくっつくパターンのほうが多いよね。そっちのほうがイイと思う!)

まぁ、、そんな人生を送れたら最高だと思っていて、実際に今もそういう人生をどうやったら送れるかということについて、毎日必死にない知恵を絞っているわけだけれど、引用の中の梅田さんの台詞はやっぱりゲーマーの気持ちを代替しているとはいい難いのかもな。と思ったり。

どういうことかというと、

「有能な山本君は、仕事でも生活でもなく、ゲームのなかが最も必死なんだよね。~だって、その情熱を仕事に傾ければ、現実世界でお金が生み出せるのに。

という部分。まぁ、そうかもしれないけれど、ゲームの世界はユーザーが凄く少ない。せいぜい1000万人。この中で時間とお金さえかければ勇者になれると思えば、なんとなく希望が持てる。

その点現実世界の競争相手は膨大だ。その数ざっと60億人。しかもどいつもこいつも真剣勝負ときてる。高学歴でクリエイティブ職についた山本君も、きっとどこかで自分は勇者ではなくて、単なるモブ(雑魚キャラ)の一人だってことにどこかで気付いてしまったんだろう。

一見哀しいことのようにも思えるけれど、夢見ることを諦めきれない人が仮想現実の世界に集っていると考えると、そう捨てたもんでもないかな。と思えてきたりする。

僕もまた、そういう能力(ちから)なく、妄想の世界に生きる一人ではあるわけだけれど、最近自分を騙して物語の主人公にする技に随分長けてきたので、ちょっと書いてみようと思う。


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1

小さなまちの動物園の営み

先週末は六本木農園丸の内朝大学のプロデューサー、古田秘馬さんらとともに、富山市の「まちづくり」の取り組みを視察させて頂いた。コーディネートしてくださったのは、富山市職員の中村圭勇さんだ。僕は全3日間のプログラムの半分ほどにしか参加できなかったけれど、いくつも大きな発見があり、とても素晴らしい内容だった。

その中でも特に感銘を受けたのが、富山市ファミリーパークの山本茂園長の話。

確かに「まちづくり」の話ではあったのだが、山本氏の一連の話はビジョンある経営者の話という印象を強く受け、感動した。

お話を聞く中でうけた感動をどれだけ表現できるかはわからないけれど、忘れないうちに記録に残しておこうと思う。

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26

京都にて:90のサイトを運営する男の話。

1週間の出張が終わり、ようやく富山に戻ってきた。
苔と油とカードゲームを行商して、全国を行脚した訳だけれど、何件かまとまった商談もあり、とても有意義な1週間だった。

最終日は京都。
正午に近い時刻、照りつける太陽が山に囲まれた京都の地を灼きつけ、気温は37度。今年一番の猛暑らしい。
僕は京都駅の改札を出て、目当ての友人を探す。

彼はすぐに見つかり、手をあげて僕に合図をおくる。
Tシャツにハーフパンツ。商談をするにはふさわしくない格好で、日焼けした彼はまるで「これからサーフィンに行くんだぜ。」と主張しているかのようだ。

「変わらないね。」
と、お決まりの台詞を互いに述べ合い、僕たちは歩き出す。

「とりあえず、ビールを飲もう。」
「いいね。」


僕が述べ、彼が答える。
並んで少しだけ歩き、駅近くの適当な喫茶店に入る。

「午後は仕事は大丈夫?」
「あることはあるけど、いま外部に発注している商品が出来るまでは、オフィスでサイトを更新するだけだから。」


ビールが届き、再会を祝して軽く乾杯する。
それにしても、彼は自分のサイトなんて持っていただろうか?
不思議に思い、僕は聞く。

「ブログとか書いてたっけ?僕、全然知らなかったんだけど。」
「いや、ブログは書いてない。持ってるのはアフィリエイト用のサイト。今は90サイトほど運用してる。定期的に新しいサイトを作らないといけないから。」

90!

僕は軽く驚きの声をあげる。多くのサイトを運営し、アフィリエイトで稼いでいる人の存在は知っていたものの、身近にそういう人がいるとやはり新鮮に感じる。これは詳しく聞かねばなるまい。

「それでいくらぐらい儲かるの?」

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やってみた)ストレスなく毎日を送るための仕事術

ここ最近、何をしていたかというと、今更ながら「仕事術」系の本を読みまくっていた。

今更「仕事術かよ‥」と思われるかも知れないのだけれど、これは結構重要なことで、職場や仕事内容が変化するたびに、自分の仕事のやり方を棚卸しし、最もストレスのないやり方を見出さなければならないと、僕なんかは思う。

仕事術や時間管理のやり方が定着しない理由は明白で、「自分の仕事にあっていないから」「書かれたことをそのまま実践してみるから」だ。

仕事のやり方が千差万別で、自分が持つ個性も他人と同じ。ということはないのだから、自分なりのやり方を見つけなければきっとダメに違いない。

さて、何かの参考になるかもしれないし、僕自身が仕事のやり方を振り返るときに、参考にもなるから、最近定着した僕の仕事のやり方をちょっと記録しておく。

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■大前提として

20代の頃に「仕事術」に求めていたものは、大量の仕事を効率よくこなす力だった。大量の仕事をこなせば機会も増えるし、能力も高まる。20代の頃はそれでよかったようにも思う。

しかし、30代となった今は違う。大量の仕事を効率よくこなしても、余分な仕事が増えるばかりだ(僕の場合は)。今、大切にしたいことは、いかにストレスなく毎日を送るか。という視点だ。

20代の時ほど、仕事にすべてを捧げることは出来ない。家族を大切にしたい。健康も管理したい。それでいて仕事の能率も高めたい。そう考えると、ストレスなく毎日を送ることがこの上なく重要だと感じるようになった。

ストレスがなければ、仕事に集中できる。何か不安なことやイライラがあると、仕事も思うように進まない。周囲にもきつくあたってしまう。これではダメだ。仕事をしてもしても、マイナスに作用する。だから、今回はストレスのない状態を作る。ということを第一に意識して、自分の仕事のやり方を設計することにした。

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15

崖っぷち企業の2代目社長の経営手腕 2/2 -試す価値のある5つの問い

さて、前回の続きを書こうと思う。

崖っぷち企業の跡を継いだ2代目は、持ち前の若さを武器に業績をトントンまで持ってくることはできるだろう。しかし、トントンに持ってくるだけでは先細りだ。時間の流れ、加齢とともに、働くことができる時間は年々短くなる。必要なことは知恵を使うことだ。

個人的な体験からくる意見で申し訳ないが、会社を立て直すだけでなく、もう一度成長軌道に載せることが出来た2代目社長の成功パターンを少し紹介したい。


1)事業ドメインを問い直す。

事業ドメインを問い直して成功した企業は数しれない。2代目社長は、業績を安定させるところまでは先代の遺産(人脈や設備など)を効果的に活用することができるが、更なる飛躍をしようと思ったときには、既存の事業に囚われていては限界がくる。新たな成長カーブを描くために、新たに事業ドメインを設定するというのは非常に効果的な方法のひとつだ。

たとえば、印刷会社がある。印刷会社というのは地域コミュニティで販売促進の中心になる傾向の強い業態だ。スーパーの折込チラシをつくる。名刺をつくる。販促用のノベルティをつくる‥。印刷会社はどこの会社にとっても営業促進のパートナーだ。

自社の事業ドメインを「印刷会社」から「企業の売上拡大のパートナー」に変えてみたらどうだろう。もしかしたら、単価を大幅に挙げることが可能になるかもしれない。「売上拡大」を実現するのであれば、印刷するだけでなく、自社でメディアを持つという発想に至るかもしれない。

いずれにせよ、要望を聞き、デザインをし、印刷する。という作業から一歩離れることで単価のアップ、新たな事業機会の獲得が出来るのではないだろうか。社員の発想も広がるし、他社との差別化もしやすくなるのではないだろうか。

自社の事業ドメインを問い直す。それは単純だが、効果のある「事業拡大の知恵」だ。

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崖っぷち企業の2代目社長の経営手腕 1/2

30代の半ばというのは、キャリアのバリエーションが本当に豊かになる時期だけれど、この時期急増するのが、親父の後を継いで2代目社長になりましたというタイプの人だ。

2代目社長、というと「何だ金持ちのボンボンかよ」みたいに感じるかもしれないが、実際には準備万端整った上で、経営を譲られる人なんてごく少数だ。大体は、業績は悪く、赤字体質で、それでも潰したくなくて、体力のあるうちに(あるいはもう限界だから)経営権を息子に譲るというケースが大半だ。

そんな崖っぷちの会社を跡を継いだ2代目社長は立てなおしていくわけだが、見ているとこれが結構立ち直る。現在、大学生で就職活動をしている人や、新卒採用をしているような企業に勤めている人にはあまり縁のない話かもしれないが、世の中の99%の会社はいつ、このような崖っぷちに陥るかわからない中小企業なわけなので、何故、崖っぷちになってしまうのか。2代目社長はそれをどのように建てなおすのか、ちょっと僕の視点で解説してみたい。

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3

小さな組織のリーダーのための、「会議」のすすめ

僕が毎週楽しみにしていることのひとつに、「同年代の起業家との定例会議」がある。この会議の効果は絶大で、事業を営んでいる人(あるいはこれから営まれる人)には是非試してもらいたいので、ちょっと紹介してみる。

ちなみに僕が参加しているのは同じような会議を2つほど。もしかしたら近々3つ目も走り始めるかもしれない。複数の会議に参加しても、労力はそんなに変わらず、享受できるメリットは増えていく。


■定例会議の進め方

僕が取り組んでいる会議の流れは次のような感じだ。荒削りではあるけれど、考えるヒントにはなるのではないだろうか。

1)同じぐらいの時期に起業した経営者3~4人で、毎週ないし隔週で曜日と時間を決めて集まる。

・参加メンバーがこれ以上になると、短時間で深い話が出来なくなるので、会を分けたほうが良い。
・参加メンバーは異なる業界、異なる能力、異なる人脈を持った人で構成されるのが望ましい。
・同じぐらいの時期に起業していないくとも、同じぐらいの規模であれば問題ない。

2)面白い罰ゲームを考える

・参加者がこれから立てる目標や計画を実行出来なかった場合、実行しなければならない罰ゲームを考える。これは、モノやお金など分かりやすいものだとつまらない。宣言した目標や計画を守る意欲が自ずから出てくるような内容にする。

・僕たちが今取り組んでいるのは、「目標を達成できなかったメンバーは、車で他のメンバーを載せて日帰り温泉の運転手をつとめる。」というもの。これは目標を達成できなかったら結構悔しい。運転手を勤めて、なおかつ同乗者が楽しく飲んで酔っ払っているところ、自分はお酒を飲んではならないのだから。皆で達成したら、公共交通機関を使って皆で行けばいくことにすれば、皆で目標を達成しようというインセンティブに繋がる。

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自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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