著者:宮下 英樹
販売元:講談社
発売日:2006-03-06
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予測と準備の重要さは…
夫婦喧嘩も国家の運営も合戦でも同じこと
常に事前に準備せよ
合戦の前に勝利を決めよ
矢を放つ槍を合わすは
事後処理に過ぎぬ
…
わかっておる。そろそろだと…思うたわ
織田家を潰す準備は出来ておる
(センゴク 8巻 武田法性院信玄)
毎度どうも。「人生で大切なことは全てマンガで教わった」 fukuiです。
仕事も恋愛も就職活動も、
実は戦う前に9割は勝敗が決している。
もちろん最期の1割は大事ではあるが、弾薬がなく、補給路も整っていない軍隊で、
戦いに勝つことは出来ない。
提案前に受注できるかどうかは9割方決まっている。
(訪問前に。ではない。いい提案をするための準備のための訪問は当然必要だ。)
面接は、本番前の情報収集と準備で9割決まっている。
エントリーシートだったら、書く前に有識者のチェックを得ることぐらいは最低限の行動だ。
シナリオが大事だ。
「絵」をかけるやつがデキるヤツだ。
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昨日、知人から面白い話を聞かせてもらった。
ある国際的な企業の経営陣にプレゼンの機会をもらえそう、とのことだ。
ただ、社会を変えるぐらいのデカい絵を描いて持っていかねば話も聞いてくれないらしい。
こ、これは…。
数千万~億の仕事だな。
まぁ、そういうものだろうな。
一流は、提案する「人」と「中身」両方を見て、合理的に判断する。
一流の「絵」をかけるほどの実力が僕にあるかどうかは、ともかくとして、そういう人と話せる貴重な機会があるのであれば、そういう場に出て、自分の力を試してみたいものだ。。。と、思う。
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営業には3種類あると思う。
1)商品を販売する営業。
2)ソリューションを販売する営業
3)ビジネスシステム(ビジネスの仕組みそのもの)を提案する営業。
当然、どれも接触からクロージング、納品まで一連のシナリオがあるわけだが、
どの世界であっても 能力の向上に伴い、1→2→3と売るものが変化してくる。
経営コンサルタントだって、下手なコンサルタントは(1)しか売れない。
(あるいは、売りの場に出させてもらえず、2~3の力がついて初めて営業の場に出ることができる。)
商社マンは3を売るのが本来の姿なのであろうが、実力がないうちは、社内に届くメールや伝票、FAXの処理をするだけの毎日(つまり(1)だ。)
どうしても、学生の間は「営業」と聞くと1をイメージしてしまうだろう。(僕もそうだった。)
もちろん1は基本だけれど、今の僕が何かを営業するとしたら3の提案にこだわりたい。
1も2も3も面白いが、1の先に2があり、2の先に3があることを知って営業の実力をつけるのと、つけないのとでは、その後の成長に大きな差が出てしまうに違いない。