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就職せずに起業して、成功するために必要なこと その3
就職せずに起業して、成功するために必要なこと その4(仮)

前回のまとめになりますが、学生時代に起業し、成功した経営者にはいくつかの特徴があります。今回は、「起業し、成功するために必要な力」について考察していきたいと思いますが、その前に、前回の振り返りをしたいと思います。


■学生時代に起業し、成功した人の共通項

前回のエントリでは、学生時代に起業して成功した人の共通項として下記の3つを挙げました。
  1. 事前にビジネスの修行をし、勝算を持って起業する
  2. 自分が持っているリソースを活用する
  3. お金を稼ぐために起業する
どれも当たり前のことのように思われますが、3の条件に関しては、意外と見落としがちな視点ではないかな。と思います。お金を稼ぐことを念頭においてないと、「立派なことは謳っているけど、回っていないNPOやベンチャー」になりがちです。そういう会社はいつしか人が離れ、潰れてしまいます。

何かビジョンを実現しようと思ったら、ビジョンに向けて車を動かすためのガソリン(=お金)がどうしても必要になるのです。

一方で、「稼ぐ」ということだけを目的にしていると、事業が小さなままで終り、大きい事業に育たなくなることも多いのでしょう。人材が集まらなかったり、あるいはすぐに離れていってしまったり、商品・サービスの質が低下してしまったり。そこで初めて、ビジョンを描くことや、クレドをまとめることなどが必要になってくるのだと思います。

学生時代に起業する。ということは不利でもありますが、(大学で優秀な)人材が集めやすかったり、メディアに注目されたり、年輩の経営者が支援してくれたり。というアドバンテージも得られます。このアドバンテージがえられている間に、一気に稼げる状態をつくり、その後、事業を転換・拡大する。というしたたかさが学生起業家には必要とされているのだと思います。

さて、本日はもう2つほど、共通項を挙げたいと思います。

4. 小資本で実行できるビジネスを手がける

5. 外部環境の変化を利用し、先人がいない分野で勝負する

です。

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