働き方や仕事に関していろいろ書いたり、調べたりしているのですが、自分でデータをつくったり、データを解釈して文章を書いたりすると、ただ読む以上に印象に残るものがあったりします。

そのうちいくつかは、「自分の生き方、働き方を変えなきゃな。」と考えさせられるものでした。僕は思いついたら実行するタイプなので、実際に生き方や働き方を変えるきっかけとなったグラフなんかもあったりします。

そんなに多くの人に参考になるような話でもないと思いますし、生き方や働き方を変えることが必ずしも良いこととも限らないのですが、自分自身の備忘録的に少しまとめてみたいと思います。

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※資料 法人企業統計調査(財務省) 平成19年度版


これは何度も利用している資料で、以前からブログを見て頂いている方には見飽きた図だと思うのですが、過去10年にわたり、企業は従業員に支払う給与を減らし続け、かわりに利益を増やし続けてきたという事実を示すグラフです。

この傾向はこれからも続き、企業は人件費を減らし、積極的に利益を産み出す方向にシフトしていくんだろうな。と思いました。

現在高い評価を得ている企業はすべて、資本集約型・知識集約型と言われる産業です。Googleしかり、Appleしかり…。日本で言うと、トヨタや任天堂、ディー・エヌ・エーなどがそれにあたるのでしょうか。少数の優れた人材を雇い、高付加価値の製品をつくる。そういう会社が政府や市場に、「素晴らしい」と評価される企業になっているのだと感じました。そして、そういった企業が僕たちの生活を豊かにしてくれているとも。

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