「成長市場」と「衰退市場」、どちらでビジネスにチャレンジする?

そういった問いをすると、9割の人は「成長市場で勝負をする。」と答えると思う。しかし、実際には知らず知らずのうちに「衰退市場」で勝負してしまっている人も多いと思う。

過去のエントリ( 就職せずに起業して、成功するために必要なこと )でも述べたけれど、ビジネスを成功させる上で「成長市場」で勝負すると言うことは非常に重要な要素の一つだ。「わかっているが、出来ていない」という人は次のような事態に陥っている可能性が高い。(もちろん、衰退市場で勝つための戦略もあるが、成長市場で勝負するより遥かに難しい戦略なので、今回は考えないことにする。また、衰退市場を復活させたケースは多くの場合、市場を定義し直した場合が多い。ことにも注意する必要がある。)

  1. 自社のコア・ビジネスに選択と集中をしようとしている。
  2. 過去の成功体験に囚われている。
  3. 与えられた裁量や資源を前提として考えてしまっている。

そんなところだろうか。いってみればこれらはすべて「外部環境の変化ではなく、内部環境に最初に目を向けてしまっている。」ことから生じる問題だ。
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