fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

失敗

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すぐには気付かない、深刻な仕事上の失敗3つ

仕事をしていると、ついやってしまいがちな失敗がある。すぐに失敗とわかることであればいいけれど、短期的にはその影響が見えにくい失敗は難しい。気付いて、反省するまでに随分時間がかかるし、時にはやり直しがきかないこともあるのだから。

まぁ、僕もけっこうそういう中長期的に悪影響をもたらすような失敗というものはしてきたほうで、土壇場で気付いたり、気付かないまま、随分長いこと落ち込んだこともある。

大体、「気付くとき」っていうのは、他の人の行動を見ていて、「あ、自分もやっちゃってるな。」と感じた時だ。

たくさんあるけれど、3つほど「これは」というものがあるので紹介したい。


1)顧客からお金をもらっておきながら、顧客の悪口をいう

もちろん、直接的に悪口をいうわけではない。気心の知れた第三者、組織の中、あるいは仕事とは関係ないだろうと思う人についつい顧客の悪口をいってしまうことって誰でもあるんじゃないかな。ただ、話した相手、あるいは話した相手の周辺にいる人がいつ自分の顧客になるとも限らない。仕事内容や教育水準に限らず、ついつい顧客の悪口を言っちゃう人っている。(僕にもそのケがないとは言えない。なくしたいけれど。)

敵をつくることで商売をしている(あるいは味方をつくる、顧客を選別している)人もいるだろうけど、それはごく一部の人にのみ許された行為じゃないのかなぁ。


2)自分の実力と、組織の力、立場の力を混同する

自分に近寄ってくる人は、自分の実力を頼りにしているのか、それとも自分が属する組織に興味があるのか。立場や握っている予算に興味があるのか。組織も立場も離れ、一度、自分以外に何もない状態になってみるのは実に気持ちがいい。その時に助けてくれたり、頼ってくれたりする人が、以後何かをやるときに本当に信頼できる仲間じゃないかな。随分時間がたってから、信頼できる仲間が少ないことに気づくのは大変つらいことだと思う。

もっとも一番凄いのは、近寄ってくる人をすべて受け入れ、お互いに高め合っちゃう人。たまにそういう人がいて本当に凄いと思う。


3)自己の利益のための社内政治に奔走する

根回しも社内政治も、組織を円滑に回し、目的を達成するためには非常に重要。国や組織を問わず、さかんにやられていることでもある。ただし、やり過ぎると組織な健全な意思決定を阻害し、組織を弱めるもとになる。使いどころを間違えず、ここぞという時だけにしておくのが良いのではないだろうか。社内政治が怖いのはそれが麻薬になりうることだ。最初は、正当な目的があって取り組んだ社内政治が、いつの間にか自己の利益のための社内政治になる。

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「品格」って言葉は、使われ過ぎてすっかりネガティブなワードになってしまった感がある。あえて使いどころを考えるのであれば、ここで述べたような短期的には悪影響が見えにくいけれど、中長期的には深刻な影響をもたらすことに使えばいいんじゃないかな。と思ったりする。

様々な品格本の乱刷は、かえって「品格」という言葉の価値をおとしめてしまったようで残念ですけども。
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投資した株が紙くずになりました。

昨日のエントリでは、働きながら勉強をし、空いた時間を利用して投資や自分のビジネスを始め賢く生きる。みたいなことを書きました。ブログを書いているといろいろな意見を頂きますが、研究する姿勢とリスクコントロールが何より大事なんだろうな。と思います。

さて、投資といえば僕にも失敗経験がありまして、社会人2年目ぐらいの時にある経営者の方から、とある銘柄をオススメ頂いて、当時僕はお金を持っていなかったものですから父親に熱心にその株の話を語ったのです。

勧めたつもりはなかったのですが、当時、挫折した経験もなく、自信に満ち溢れていた僕の話を父親は、まぁ信じてみようかと思ったらしく、気付いたら100万円分ほど、僕が勧めた株を買っていたのです。

それからはまぁ、悲惨の一言で、100万円払って買った株はみるみる下がり、数年の間に紙くず同然になってしまったのです。(現在も父親保有の塩漬け株になっているのが泣けるところです。)

お金の恨みは恐ろしいもので、それは親子の仲といえど例外ではなく、僕は未だに3日に1回ぐらい父親からネチネチと「お前のススメで買った株、塩漬けやぞ。どうしてくれる。」という話を食事のたびに言われるわけです。これは一種の精神的拷問ですが、まぁ、それだけのことをしてしまったのだから、しょうがないとも言えます。

これが(今のところ)僕の強烈な失敗体験です。
今思えば、父親が僕のためにセーフティネットをしいてくれたのかもしれません。

※余談ですが、私の父はエンジニアですので、最新技術に目がないです。だから、最新技術を開発した会社の株を僕に積極的におすすめします。それらの株は高値過ぎて、ほぼ間違いなく損する株だと思うのですが、技術を愛した昭和の漢の熱弁を聞くのは大変気持ちがいいものではあります。(買いませんが。)


その失敗体験があった故に、次に投資をする時は、徹底的に研究してからにしよう。と心に誓ったわけです。しかし、ビジネス書にも変な本がたくさんありますが、投資の本もいってみれば変な本ばっかりです。僕は多くの投資に関する本を読んだのですが、その中でも参考になった本をいくつか紹介したいと思います。

まずは投資のワナにハマらないように、株式投資の意味のなさを学ぶことから始めるのが良いのではないかと思います。

変な本に騙されないために、橘玲さんのお金持ちになれる黄金の羽根の拾い方とバートン・マルキールのウォー ル街のランダム・ウォーカーを読んで、投資理論って、こんなにアホらしい。ってことをまずは頭に叩き込むのが良いと思います。

それぞれ2002年と1999年に出された本なので、相当古いものなのですが、頷ける部分が多々あります。ちなみに、橘玲さんの本の章の一部はこんな感じです。

  • 投資をしないのが最高の投資である
  • バブル崩壊で日本人は豊かになった
  • 日本人は大きなリスクをとってきた
  • 不動産を買ったら資産運用はそこで終り
  • 長期投資が成功するとは限らない
  • 資産運用の専門家は資産運用理論を無視している
  • 経済学者の予測は当たらない
  • 適正株価は誰にもわからない
  • チャートで未来は予測出来ない
  • 短期投資は最高のギャンブルである

非常に示唆に富んだ内容になっています。ただ、出版された時期が2002年なので、内容が多少古くなっている部分がありますので、そういった部分は自分なりに解釈する必要があります。

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自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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