fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

人生

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人脈という言葉はあまり好きではありません。

人脈という言葉はあまり好きではありません。それは、軽々しく「人脈」という言葉を使うと、人によって持っている印象が異なるため、誤解を与えてしまうからです。

一方、人生において人脈がもたらす影響というのは非常に大きなものがあるので、一度自分の中で人脈というものに関して整理しておこうと思います。

人脈という言葉が誤解を招きやすいのは、人によって人脈という言葉が持つ「関係の深さ」「力量に対する認識」が様々だからだと思います。人によっては名刺交換をしただけで人脈と言いますし、そういった軽々しい人脈を否定・非難する人の中には、血縁や宗教といった非常に深い関係だけを人脈と呼ぶ人も存在します。

こういった様々な人脈をマトリクスで表すと次のようになるのではないかと思います。

hyuman


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人生の変革 - 現代の「身分制度」を乗り越える

NHKの『坂の上の雲』が面白い。後半の日露英雄物語になってから読めばいい、という人もいるが前半の明治の若者達のイキイキとした姿が描かれているからこそ、単なる戦争モノで終わっていないのだと思う。

何故、これほどまでに『坂の上の雲』が好まれているのか。それは、明治に生きた少年達、そして日本という国そのものの成長の物語だからだ。

それはさておき、第二話の最後のシーン。フランスに留学した青年秋山好古が、日本騎兵の設立を国家から一任されることになる場面。人材不足の国故に、若者に特定の分野の責任を任せるしかない。という状況説明の後に、「これが明治という時代の面白さであった。」というナレーションで締めとなる。この最後の部分に感動して泣いた。という人が男女問わず僕の周囲で多かった。(僕自身は、好古がフランス行きを決心し、答える場面が一番の涙シーンだった。賛否両論あるところだと思うが。)

この部分に関して自分なりに思うところがあったので、少し整理してみようと思う。

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自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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