fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

雑文

30

美しく、残酷なまでに日本的な

余りにもサッカー日本代表が素晴らしすぎたので、ついブログの更新が滞ってしまった。まったくもって面目ない。でも4年に1度だから、しょうがないよね。とも思う。ここ暫くは仕事や学業も手につかない人が多いんじゃないだろうか。

だが、それがいい。

日本代表は素晴らしい試合をした。脚本・演出:岡田武史、出演:日本イレブンで演じた壮大なスペクタクルは今日で第一幕が終了し、多くの観客がスタンディング・オベーションをおくっている。僕もその一人だ。

結果をもとにあれこれ言うことは出来る。
しかし、そんなことに意味がないことはほとんどの人が分かっていることだ。

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21

お金がお金を呼ぶって、ホント?

ユダヤ人大富豪の教え非常識な成功法則など、

お金を持っている人にはお金が集まってくる。
お金は寂しがり屋。お金がお金を引き寄せる。

という法則を書いている自己啓発本は多い。確信犯的にその理由を説明していないというケースもあると思うけれど、理由を説明するのは面倒だし、理由を説明せず、とにかく信じろというのはラクでいい。自己啓発本で人生が変わったという人は多いと思うけれど、結局のところ人生を変えれるかどうかは本人の力によるところが大きいわけだから、

100人がある教えを受けたら、10人が信者となり、5人が実践して、1人が成功する。

というような、確率論で自己啓発の世界は表せるんじゃないかと思ったりもする。

そう考えると、多くの人に読まれる本、読まれた本が最も多くの成功者を産み出すことになる。世界で最も多く刷られている本は、活版印刷技術が生まれてから一貫して「聖書」だというが、それだけ多くの人が聖書を読み、救われてきたのだろう。

これ以上書くと、いろいろな所からお叱りも頂きそうなので、これぐらいでやめておく。
僕は自己啓発本は嫌いじゃないし、目標に向けて努力するということは、とても素敵なことだと思う。

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さて、冒頭のお金を持っている人にはお金が集まってくる。という法則も、きちんと分析すれば必ず理由が見えてくる。

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15

様々な記事、様々な思い

昔は凄いと思っていた人やモノが、知識や経験を積むにつれ、

「あれ、ちょっと違うんじゃない?」

と感じるようになる瞬間ってあると思います。そんな時は自分に少し見る目がついた気がしてちょっと嬉しい反面、「あぁ、この程度の記事に喜んでいたのか(踊らされていたのか)。」と、ほんの少し寂しい気持ちになることがあります。

これはブログに限らず、テレビでも、新聞でも、(そして、ビジネス書や自己啓発書でも)およそメディアと呼ばれるもの全てに共通することではないかと思いますが、僕自身の心の変化みたいなものを図に表すと次の図のような感じになります。

blog


最初は発信されている情報に対する盲目的な信頼「スゴイ人もいるもんだ!」から始まるのですが、自分が保有している知識や情報の量が増えるに従って、同じ記事を読んでも「ますます、スゴイ!」と感じる場合と「結構、いい加減だな。」と感じる場合に分かれます。

まぁ、でも後者はとくに解釈の仕方でどのようにも取れるものも多く、そもそも政治も経済も経営も、自己啓発も歴史も答えはひとつではないわけで、根拠薄弱だったり、変な煽りが多かったとしても、最近は「それもあり。役割分担だよね。」と思うようになりました。

たとえ根拠が薄弱だったとしても、あるトピックに人の興味・関心を惹きつけるのは、大変重要なことなのですから。

最終的には、どのような記事であっても「書いていること自体がスバラシイ!」と思うようになるような気がします。それは、書いている本人(例えば僕)の成長の歴史であり、一歩踏み出した勇気の結晶であり、人に議論の種を与えるものであり、読み手のメディアリテラシーを高めるものなわけですから。
9

具体化と抽象化

昨年まで、年に数本の割合で企業のインターンシップで用いられるケーススタディーやゲーム型のコンテンツを作成していたのだけれど、そこで企業から求められたのは、徹底して「仕事の具体化」だった。

具体化とは、

「はっきりした形や内容を備えてくること。実体を備えてくること。」(goo辞書)

とあるが、実際に仕事を具体的にイメージすることができたインターンシップほど、参加した学生の満足度は高くなる。ちなみにインターンシップに限らず、会社説明会でも仕事の内容を具体的にイメージできたものほど満足度は高くなる。

これはよく考えてみると当たり前で、仕事を経験したことがないのだから、具体的な仕事を体験することへの欲求は当然高くなる。こういう層に対して、仕事体感という名のもとにゲーム等で楽しみながら仕事を理解するようなコンテンツに取り組ませるのは、ニーズを外していると言える。

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一方、マネジメント層や経営者層に必要な思考は、抽象化だと感じる。続きを読む »
18

隗より始めよ、って言葉があったなぁ。

僕が購読している有料メールマガジンのひとつに、日垣隆さんのガッキィファイターがあります。有料メールマガジンというものには僕はまだまだ懐疑的なのですが、著者のファンクラブのようなものと考えれば、月々1,000円弱の投資というのはありなのかな。と考えたりします。

メールマガジンの適度な転載、引用は自由ということだったので(これは、プロモーションの観点からいえばまったく正しいと思います。)、先日送られてきたメールから、特に印象に残った一節を紹介したいと思います。

まずは自分が安全地帯にいなくては、人を助けられない。自分の生活さえままならないのにNPOで活動する、というのは必ず失敗する。以前、ハワイのプールで潜水していた女の子が溺れ、私が助けたことがある。そのとき、自分の安全の確保をしない限り、人は助けられないと思った。ただ、勇気をもてばいいというわけではないだろう。

不況を脱出させるには、まず自分が人を雇う。外注を出す。それしか経済復興(消費を増やし、付加価値商品を作り世界に向けて妥当な高値で販売し続けてゆくこと)はありえない。就労人口の4.5%が、雇用補助によって雇われている。つまり、実質10%の失業率だ。豊田市の失業率が一番多い。

この一文は僕がずっと抱いていた感覚を端的に表しています。自らの安全を確保した上で、人を雇ったり、新たな仕事を発生させたりしている人は本当に立派だな、と思います。なかなか難しいことではありますが。
21

大切なことは、まず理解しようとすることなのだろう。

そういえば昨日、『アイ・アム・レジェンド』に関する衝撃の事実というエントリを読んだ。僕自身はこの映画を見たことはないのだけど、原作に忠実に映像化すると、本編とは異なるエンディングになったらしい。

ちなみにこの原作をモチーフにして、故藤子・F・不二雄先生は、流血鬼という傑作を書いている。小学生の頃に単行本で読んで衝撃を受けた覚えがある。

アイ・アム・レジェンドも、流血鬼も、リチャード・マシスンの原作をもとにしているので基本的なプロットは同じだ。流血鬼のあらすじを少し紹介したい。

主人公たちの住む都市はルーマニアから広まった謎の奇病(マチスン・ウイルス)によって、みな吸血鬼になってしまう。危うく難を逃れた主人公を含む兄弟3人は、街の人を相手に絶望的な戦いを繰り広げる。

十字架を胸から下げ、手に木の杭を持ち、深夜に吸血鬼の家に侵入しては、吸血鬼を殺す。人より優れた能力を持つ吸血鬼を殺すには、心臓に木の杭をうつ以外の方法はないのだ。

襲撃が成功した夜、隠れ家として使っている洞窟で、ささやかな祝宴を兄弟たちは開くが、長兄は驚きの事実を口にする。自分も吸血鬼にやられてしまった。発病するまであと少しだ…逃げろ、と。

翌日、吸血鬼となった兄は先頭にたち、吸血鬼たちを先導する。主人公たちが隠れ住む洞窟に…。

という感じで、最終的には主人公も吸血鬼になる。そして、吸血鬼として生きることの素晴らしさを知る。そして、吸血鬼の側から見た場合、いかに自分が吸血鬼の生活をおびやかしていたのか。ということを知る。(主人公の命を救うのは、主人公に殺されかけた吸血鬼の医者だったりする。)

この作品は、

立場の違いがいかに、残酷な行為を生むか。
そして、人は自分の価値観でモノを考え、いかに相手を理解しようとしないか。


ということを教えてくれる。
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16

5月1日 ボードゲームで学ぶ経営戦略セミナーを開催します!!

こんにちは、fukuiです。いつもblogご覧頂きありがとうございます。以前blogでも少し告知させて頂いた「ボードゲーム(ディプロマシー)で学ぶ経営戦略」を、5月1日 14:00より富山のポエシア・ブランカにて開催いたします。久しぶりの講師業なのでドキドキしていますが、ゲームの力も借りつつ、楽しく熱く互いに学べればと思っています。(富山以外にお住まいの方、無用なエントリになってしまってすいません。)

・経営戦略について(楽しく)学びたい人
・学ぶだけでなく、実践してみて使えるかどうか試したい人
・ゲーム終了後はノーサイドの精神を発揮して、互いを讃えあえる人

そんな皆さん、是非ご参加ください。
もちろん、ボードゲームやディプロマシーの経験が無い方も大歓迎です!

終了は17:30を予定していますが、その後同会場でTwitter交流会も開催しますので、お時間に余裕のある方はそちらも是非ご参加ください。

board

美しいゲーム盤は見るだけでわくわくします。


■セミナーで用いる、ディプロマシーってこんなゲーム

ディプロマシーは50年の歴史を持つボードゲームの傑作。モノポリーリスクと並んで、愛好家が大変多いゲームです。

7人のプレイヤーが第一次世界大戦前の緊張した関係にあるヨーロッパ列強7ヶ国をそれぞれ担当し、ヨーロッパの覇権を巡って争います。 diplomacy(外交)という単語が示す通り、「外交」すなわちプレイヤー同士の取り引きや同盟が中核を成しており、「いかにして他のプレイヤーの助けを得るか」「どのタイミングで他のプレイヤーを攻めるか」といった駆け引きと策略、交渉力が問われます。

第一次世界大戦を舞台にした このボードゲームの特徴はなんといっても、『最初の国決めの時以外、運の要素は一切無い』という、ハードボイルドなゲーム内容にあります。テクノロジーとか、ユニット毎の強さの違いみたいなものもなく、戦いは純粋に「地政学上の優位性と交渉力を活かして、戦力をどれほど集中できたか。」にかかっています。

ゲーム大会当日ははじめての人でも安心して遊べるよう、初心者と経験者をグループ分けします。またルール説明もきちんと行いますので、お気軽に参加ください。

<よろしければご覧ください:ディプロマシー-予習ページ>

ディプロマシーのプレイの様子:つわものどもの夢のあと

ディプロマシー-ゲーム概略・ルールなど

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孫正義Live 皆がクレイジーという勝負に勝つためのたったひとつの方法

孫正義Liveを見て凄いなー。と思ったのは、皆がクレイジーという勝負に勝ち続けていること。ちょっとカウントするだけで4つもある。

  1. 設立1ヶ月で資本金のすべてを使った大勝負
  2. コムデックス&ジフデービスの買収
  3. ブロードバンド事業への進出
  4. ボーダフォンの買収


どれひとつとっても、失敗した途端に下手したら破産だ。出直すことはできるかもしれないけれど、二度と大きな勝負をすることはできなくなるだろう。そういった大きなリスクをとって、それに見合ったリターンを手に入れている。世に素晴らしい経営者は数多くいるけれど、これほどリスクを取り続け、勝ち続けた経営者はいないんじゃないだろうか?(日本の経営者でいうと、岩崎弥太郎はそれに近いことをやっているかもしれない。)

孫さんは、

「仮に自分の身は朽ち果てたとしても、自分の命が朽ち果てたとしても、維新という事が成されれば、それはそれで立派に事を成せり。」

と語っているし、それは本心だろうけれど、この4つの挑戦に関して、孫さん自身はほとんどリスクを感じていなかったんじゃないか。そのように感じられてならない。

 

 

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26

ビジネスとしてのデザイン

テツタロウデザインの中林鉄太郎さん(@designer_tetsu)と、天王洲アイルのTYハーバーでランチmtgをしてきました。といっても、インダストリアルデザインに対して無知な私は一方的に教えてもらってばかりでしたがw 事務所のパンプレット頂くまで気付かなかったのですが、日大芸術学部で講師もされていらっしゃるようで、貴重なレクチャーを受けることが出来た僕は幸せものです。

TY

TYハーバー / 倉庫を改修して収益源に変えた例。これもデザインの力。

TYハーバーは運河に面した倉庫を改造したレストランで、そういえば寺田倉庫の二代目がしかけたスポットとして何度かセレブ番組で見たことがありましたが、とてもお洒落な空間でした。2008年までは中林さんもこちらにオフィスを構えられていたとのこと。

それはともかく、インダストリアルデザインの話。
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24

ツイ飲みしてきました。

佐藤さん( @j_sato )に大変不愉快なネーミング( =インテリ合コン )をされ、おそらく過去最高のリツイートをされたツイッター飲みですが、大変楽しいひとときを過ごして参りました。(ちなみに合コンではありませんが、素敵な女性が参加されていたのは事実です。やはり書を捨て街に出てみるものです。)

3月、4月は変化の時期ですが、今まさに起業中の方、春からベンチャー企業で働く方、政府系金融機関に行かれる方、留学される方、そして就活中の方と、半年後に飲んだらまた全然違う状況になっていそうで楽しみです。(会社を辞めていたり、起業が成功してウハウハ状態になっている人とかいるんじゃないかな。)

今回の東京滞在では、以前から会いたかった人との予定をたくさん入れました。

オンライン上で聞けない話もいろいろ聞きたいと思いますし、小説や仕事のネタをいろいろ仕入れてこようと思います。

1日3アポ状態で、毎日飲み会や仕事の打ち合わせが入っておりますが、思う存分楽しもうと思います。
自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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