fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

起業

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ある地方都市のイチ起業風景

最近、いろいろなところで起業に関しての議論を目にしますが、基本はやりたい人はやればいいし、すすめたい人がいればすすめればいいのでしょう。国とか若者論とか持ち出して、どうこうするような話題でもないと思いますし。

ただ、起業という言葉が持つ意味は非常に多様で、アメリカのシリコンバレーで投資家からお金を集め、世界最高の頭脳を雇って行う起業もあれば、それまで勤めていた会社を辞め、仲間数人で始める起業もあるわけです。もちろん、副業で月収数万、数十万を得るという起業もあると思うのです。

ちなみに、僕の中では、優秀な20~30代が集まってネットビジネスに取り組むという姿のイメージがとても強かったのですが、富山にいるとそのイメージもだいぶ変わってきたので、ある地方都市のイチ起業風景を少し書いてみたいと思います。結構、こういうところ多いんじゃないかな。

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僕は毎週一回、2時間ほど顔を出すミーティングがあるのですが、2ヶ月ほど継続するうちにだんだんその日が来るのが楽しみになってきました。

そのメンバーの一人は、過去のエントリ( となりの起業家と、爆発したい俺。 )で紹介したECに取り組みはじめて、1ヶ月少々の彼なのですが、最終的に4月度の売上は150万、その半分(75万)が利益として彼の手元に残ったとのことです。

また、もう一人のメンバーも経営者で、こちらはインキュベーションオフィス事業のようなことを行っているのですが、まだ軌道に乗っているとは言い難く、現在のところ固定費や原価を除くと彼の手元に残るお金は20万弱のようです。もっともストック型のビジネスですので、ゆっくりと収入は増え続けていますが。

まぁそんな感じで、週に一度お互いの近況報告を行ったり、得意分野を活かしてアドバイスしたり、取り組んできた成功体験を話したりするわけです。売上も利益もまだまだ微々たるものだし、先行きは不透明なままですが、自分の船で漁に出て、魚のいるスポットを教え合っている感じで、それがなんとも楽しいわけです。

朝は早く起き、昼は作ってきたお弁当を食べ、毎日確実に晩御飯の時間には帰る。そんな感じの起業家仲間です。

で、ECに取り組んでいる彼なのですが、「最近、パワーポイントを使い始めたんですよ!」ということで、彼が作成している事業計画を見せてもらいました。それがまた妙にしっかり出来ているんですよ。

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コンテンツビジネスで勝負する方法をちょっと考えてみた

最近、出版関係者、音楽関係者、演劇関係者と立て続けにお話する機会を頂きました。いずれも現在不況に苦しむ業種です。しかし、彼らが強力なクリエイターであることは間違いないわけです。

既存のビジネスのやり方でどうにか儲けようとしているので苦しんでいるわけですが、発想を変えてみるというのも一つの手ではないかと思うのです。相談を受けたときに大体僕が提案するやり方を、この機会にちょっとまとめてみます。

デフレの時代は、コンテンツの作り手とコンテンツの消費者を可能な限りダイレクトにつなぐことが成功の条件だと思います(僕はこれをクリエイターたちの「悪巧み」とよんでいます。)。例えばマドンナが収益源をCDの販売収入からライブにシフトさせていったのもその流れの一環ですし、日垣隆さんなど、力のある書き手が有料メールマガジン等を通じて直接収入を得る体制を作っているのもその流れのひとつです。

昨日のエントリでも伝えたかったことですが、ネットビジネスの本質は、アクセスを集め、アクセスを(何らかの形で)お金に変えることにあるわけですから、コンテンツの創り手もこの原則を理解して利用すると何かと便利なのだろうと思います。

すなわち、

   1. 良質のコンテンツを安定的に供給し、アクセスを集める。
   2. 営業部隊は設けずネットを通じて収益を得る。(アフィリエイト広告の活用など)
   3. より高品質なコンテンツをネットを通じて紹介・販売する。
(自作CDや、演劇チケット、有料メルマガ)
   4. セミナーや講演、コンサルティング、商品開発など、収入源を増やす。
   5. サイトやコンテンツを英語及び中国語で記述し、市場を国内から
国外(とくに新興市場)に広げる。


という取り組みです。続きを読む »
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ブログで収入を得ることって可能?4ヶ月間の実践記録

Blogを通じて○○円の副収入を得ました。と公開するのは100害あって1利なし。と、ある本に書いてありました。まぁ、その通りなんだろうと思います。不必要な妬みをかう可能性もありますし、あらぬ疑いをかけられることもあります。

しかし、僕もBlogを書き始めて4カ月。その間、いろいろな善意の方にお世話になったので、感謝の意味を込めてこの4カ月の挑戦の結果をまとめてみたいと思います。


■実際にBlogで収入を得ることって可能なんだろうか。

1月1日のブログを今読み返すとめちゃくちゃ恥ずかしいのですが、当時の決意みたいなことを書いてます…。自分の創造力を文章で表現します。とか、必要とされている学び方をまとめ、伝えていきます。とか。よく、自己啓発本には自分のミッションステートメントを書くと実現する。みたいなことが書いてありますので、書くだけだったらタダだと思って書いてみたのだと思います。

ちょうどその頃、経済学101という有名ブログを運営されている青木理音さんにTwitterやblogを通じていろいろ教えてもらいました。肝は、とにかくテーマを決めて定期的に書くこと経済学101:どうやって毎日ブログを更新するか)だと教わったので、とりあえず毎日ブログを書いてみることにしたわけです。

その結果が次のグラフ。

income


1月に3万弱だったPVは、4月に20万強となりました。4カ月間で8倍に成長した計算になります。また、blogを開始した当初からエントリを書くのに役立った本や参考になった本をAmazonアフィリエイトの機能を活用して紹介していたのですが、Amazonアフィリエイトの収入は、実に31倍になりました。

1月のアフィリエイト収入が1,000円弱だったので、2月には2,000円、3月には4,000円、4月には8,000円ぐらいにしたいな。と紙に書いていたのですが、それをみた友人や後輩からは「いやー相変わらずfukuiさんって馬鹿だなー。アハアハ」みたいな感じで笑われていたことを思い出します。



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400億円の授業料

KIGYOKA.comに素晴らしい記事が載っていたので紹介したいと思います。GMOインターネットの熊谷社長が陥り、そして乗り越えた4年前の危機の話です。

【私の危機突破】GMOインターネット 代表取締役会長兼社長 熊谷正寿

僕なりに記事を要約すると次のようになります。

飛ぶ鳥を落とす勢いだったベンチャー界の優等生、GMOインターネットは2005年8月にオリエント信販を買収する。しかし、半年後、最高裁で「グレーゾーン金利は違法である。」との結論が出て、過払い金請求に備えて突如200億円を過払い金請求の引当金として用意しなければならなくなった。

財務情報は急速に悪化し、当初は味方のような顔をして近づいてきた外資金融のアドバイザー(文中では外資ハゲタカ)が、突如「500億を用意した。GMOを売れ」といってきた。そのような状況の中、あおぞら銀行を中心とするメインバンクからは、「他が手を引くなら全部ウチが面倒を見ます。」という応援を得る。同行したCFOは短時間に両極端の対応を見て、男泣きに泣いたという。

様々な企業家や仲間の支援を受け、最終的には400億をつぎ込んだオリエント信販を500万で売りとばし、危機を脱する。

熊谷氏はこの出来事を脱することが出来た理由を次のように振り返る。「GMOが生き残れたのは金融機関が手を引かなかったからでもないし、私が資金を投入したからでもない。素晴らしい仲間たちの支えにあります。」

素晴らしい内容なので、是非本文を読んで頂きたいと思いますが、この記事から読み取れることは何なのか、ということを僕なりに考えてみたいと思います。


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となりの起業家と、爆発したい俺。


1ヶ月ほど前から、週に1度のペースでミーティングのようなものをしている友人がいます。
彼は、実現したいビジネスがあって、今はその準備をしているみたいなんですね。そういう意味では彼は半ばフリーターのような立場です。明るい笑顔の気持ちのいい若者です。

ミーティングの本題と、彼の「ビジネスの準備」は直接関係がないので、これまで真剣にどういうことをやっているのか聞いていなかったのですが、つい先日話を聞いてびっくりしました。ちょっと話は前後しますが、ミーティングの合間にほんの数分だけ話す彼との会話をはじめた会った頃からさかのぼってご紹介したいと思います。

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■1ヶ月前

僕:「○○さんは、今どんなビジネスにに取り組んでいるんですか?」

彼:「動画を利用した~~というようなビジネスをしたくて、今、勉強してるところです。まずはサイトをつくらなきゃいけないと思ってまして、HTMLの勉強をしているところです。なかなか難しいですね。」

僕:「そうなんだ。ウェブサイトつくったり、それ系の仕事したことってあるの?」

彼:「いや、それが全然なんですよ。一からの勉強なので、なかなか大変です。難しいですよねぇ~。今はなんとなくサイトをひとつ作ってみているところです。」

僕:「つくりながら勉強するのが一番だよね(←ちょっと偉そう)。どこかスクールとか通ってるの?」

彼:「今は本を読みながら、独学でやってます。」

僕:「そっか、頑張ってね。ビジネスのほうも軌道にのったらまた教えてくださいね。(しかし、HTMLの勉強を独学でしている状況だと、実際にサービスが始まるのは随分先のことになりそうだなぁ…)


■3週間前

僕:「どう、勉強のほうは進んでる?」

彼:「いやー。ちょっと、以前お話したビジネスのサイトはまだなんですが、練習がてら、簡単なサイトをひとつオープンしたところです。ちょっといろいろ勉強しなきゃいけないことが多いんですけど、手一杯ですねー。」

僕:「あ、前つくってるっていってたサイトオープンしたんですね。それは良かった。今度見せてくださいね。(←相変わらず偉そうなfukui。)」

彼:「はい、是非!!」


■先日

僕:「(ハッパをかけるつもりで)ビジネスのほうは順調?」

彼:「(ニコリ)おかげさまで!最近、順調になってきました。」

僕:「おぉーやりましたね。儲かってる?(仕事はじめた直後は厳しいもんだけど、これだけ笑顔だったら儲かる見込みも出てきたのかな)」

彼:「そうですね。昨日は○件ほど注文がきました!(にこり)」

僕:「(!…注文がきた?どういうことだろう。今は勉強中で、練習でつくったサイトをオープンしたって段階じゃあ…)注文がきたって、何の注文がきたの?」

彼:「あぁ、実は前お話していたビジネスの方はまだ始めることが出来てなくて、とりあえず練習がてら、以前つくったサイトでECみたいなことを始めたんですよ。こういうサイトです。(といってURLを見せる)」

僕:「おぉ、なかなかしっかりしたサイトですね。(確かに独学で勉強して作ったサイトらしい粗さはあるけれど、思ったよりしっかりしてるなぁ。)へー。こういう商品扱ってるんだ!結構いい値段するね。○件きたって、売上10万超えるよ?

彼:「いやー。やりました(にっこり)

僕:「利益率ってどれぐらいなの?」

彼:「だいたい50%ってところですね。」

僕:「(!…50%って…昨日だけで5万円近くの利益?でもまさか毎日そんなに注文きてるわけじゃないよね。)オープンって3週間前だよね?オープンしてから平均どれぐらい注文がきてるの?」

彼:「平均すると、○件ぐらいですね。」

僕:「え、何。ということは一日5万ぐらいコンスタントに売れてるわけ?すごいね。広告とか出してるの。(一人でやってて、3週間で売上100万、利益50万か…。)」

彼:「えぇ、今は集客を○○と○○広告に頼ってます。」

僕:「へーー。でも凄いなぁ。やりましたね。これでタネ銭をつくって、例のビジネスをはじめるの?」

彼:「これだけだと、稼げる資金に限界があるので、次は○○と○○(商材)やろうと思ってます。あ、そうだfukuiさん、僕に投資教えてください!全然自分やったことないんです。勉強したいです。」

僕:「いや、投資ってあなた、十分稼いでるじゃない……。そっちに集中しなよ…。」

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どうでもいいんですが、彼と話したあと、俺、爆発しろ!って思いましたね。ホント…何、先輩面して偉そうに聞いてんだ、彼は立派な起業家じゃないかと…。(一応、年齢的に先輩ではあるのですが。)

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起業はありなのか、それとも無責任なこというなって話なのか。

資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 の続きを書こうと思っているのだけど、なんとなく気分がのらなくてかけてない。おそらくネット上が、

起業もあり派と、無責任なこというなよオメー派みたいな感じに別れてて、何書いても誤解を招きそうだったので、ちょっと筆をおいてしまったというところがあるんだと思うんですよね。

起業したい若者に対する大人の本音 : 統計学+ε: 米国留学・研究生活
どんだけマッチョじゃないと起業できないんだ、日本は。 : My Life in MIT Sloan

起業とギャンブル : さまざまなめりっと
若者に起業を勧める嘘つきな大人たち : ひろゆき@オープンSNS


でも実は、両者って違うことを言っているようで、同じことを言っているのです。
すっかり話題の旬は過ぎてしまった気がしますが、僕はこういうネタが大好きなので、ちょっと詳しく説明したいと思います。


まぁ、そもそも両者の論点は合いにくいんですよね。

まず両者でターゲットにしている学生が違うと思うのです。

例えば学生全体に対して、起業せよ!っていっても無理で、起業したらいいじゃん!派は、前提として、凄く能力のある学生をターゲットにしている。僕は、何らかの理由で力はあるけれど、新卒採用市場では評価されない(学歴フィルタや、就職対策に無意味さを感じる層とか、その他差別など)けれど、力があるって人をターゲットにして話を勧めてきたけれど、まぁそれも、「力がある」ってことには変わらない。

それに対して、無責任なこというなよオメー派は力のない人を含めた学生全般をターゲットにして話している。

ホリエモンが、起業なんて楽なものなんです。って繰り返しいってるように、能力のある人にとっては、起業はある意味簡単なものだし、ソニーの盛田氏(個人)が 常々いっていたように、会議で9割が反対するような商品でないと大成功しないものなのだと思います。

事業というのは、誰もが無理 でしょ。って思っているところに、自分の計算で十分な勝算を見出したものだけが、その果実を得ることができるもの。これは、博打やギャンブルと本質的には一緒で、得ている情報の差、持っているリソースの差を利用して、自分なりの勝算(固有解)を得ている人だけが勝つことが出来る。皆が知っている情報だけで勝負しようと思ったら、他の誰でも思いつくような勝算(一般解)しか得られず、結局、過当競争に陥り失敗してしまう、ということと一緒なんじゃない かなと思います。(固有解、一般解のくだりに関しては、とっても簡単な事業計画のたたて方 をご覧ください。)


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資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その4


関連エントリはこちら
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その1
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その2
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その3
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その4
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その5

これまで3回に渡って資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法を書いてきました。
時代がそうさせるんだろうけど、就職やめて起業もありだよね!って主張は有名ブロガーの人もし始めたみたいですね。

就職氷河期 サイコー! : Chikirinの日記
就職氷河期は新しい日本の始まり : Rails で行こう!


こういう主張は悪くはないと思うんだけど、大事なことは、
普通の学生が勇気を出してほんの一歩踏み出せば、起業(就職)ができる道筋を示すことだと思う。
そうじゃないとともすれば、単に学生の不安をあおってしまうだけになりかねない。

だから僕の連載では、出来る限り具体的に起業して1年間食っていくための方法を提示していきたいと思う。


上記は、現役就活生で僕のツイ友のkovayan君の意見だけど、語学に少しの自信があれば、上記のような働き方の可能性もあるわけだ。もちろんビザの問題などはあるにせよ、タイの旬な情報を届けるサイトをつくり、何らかの特徴あるスタディツアーなどを企画すれば、5万と言わず、もっと多くの収入を得ることだって夢じゃないだろう。

20年前に海外に留学する人は異端児だったけど、そういう異端児が今の日本を牽引していたりする。異端児であること、ユニークであることは弱みではなく強みになる時代がやってきたのだ。

就職(企業or公務員)か進学か。という狭い範囲でキャリアを考えず、起業もある。国内だけじゃなく、いきなり世界もある。そんな豊かな発想でキャリアを捉えることが出来る人が一人でも増えればいいと思うし、就職活動に必要以上に苦しむこともなくなるんじゃないかな。と思う。(そういう心の余裕が就職活動にもプラスに働くと思うし。)

さて、そんなわけで話を一円起業の方法に戻します。
どのような手続きをすれば、起業できるのでしょうか。


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地方での起業がアツい!時代がやってきた

本日は、富山の若きアントレプレナー、@learnput氏と@nozuem氏と打ち合わせをして参りました。続けざまに2本のmtgするのって、久しぶりかもしれません。

BOPに関するレポートとか、1円起業の話とか、ミクロ経済学に関してのレポートとか、いろいろ書かなければいけないエントリが貯まっているのですが、明日以降に頑張ってアップしようと思います。

それにしても、本日のmtgでは地方での起業に関して、多くの気付きを得られました。
現在のような経済環境下では、地方での起業にはかなりメリットがありそうです。
@learnput氏も@nozuem氏も(そしてもっというと、僕もなのですが)地方で起業した人は、地方ならではのメリットを存分に享受しているようです。その主たるメリットとは下記3点です。

  1. 低コストでの起業
  2. 狭いネットワーク
  3. 競合が存在しない

1.低コストでの起業

実家があるが故の、生活コストの安さ。失敗したときのセーフティネット。地代・人件費の安さ。などが、地方での起業をかなり有利なものにしています。特に不況期の起業の際には、コストをどれだけ抑え、長くしぶとく勝負できるかが、ひとつの成功要因。これが、都市での起業だと、競合が参入する前に一気に市場を抑える必要が出てきます。


2.狭いネットワーク

限られた人脈。限られた商圏。これらは通常デメリットなのですが、逆に限定されているが故に、起業した。新しいサービスを開発した。新しい挑戦をしている。という噂は一気に広まります。次に述べる競合が存在しない。というメリットと合わせて考えると、狭いながらも一気にシェアを獲得出来る可能性もあります。また、6degreeではなく、3degreeぐらいで、県内のあらゆる人と繋がることができるのも強み。県庁のおえらさんだろうと、地方の名士だろうと、やる気のある若者であれば、出会えてしまうのが、地方起業の強みです。


3.競合が存在しない

都市は需要が大きいですが、その分同様のサービスを提供している会社が複数います。先行者メリットを既に享受している起業も存在することでしょう。しかし、地方起業であれば、競合が存在しない可能性もおおいにあります。ある意味、起業してさえしまえば、その分野はブルーオーシャンである可能性が高いのです。これも地方起業のメリットのひとつでしょう。


さて、このようにメリットの多い地方起業ですが、もちろんデメリットもあります。

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資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その3


関連エントリはこちら
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その1
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その2
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その3
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その4
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その5

さて、昨日に引き続き、就職氷河期を乗り切るために学生(あるいはそれに近い立場の人)が、資本金1円で起業できるようなビジネスを考えてみます。


3.輸入販売

新卒採用に関する仕事をしていたときに見たエントリーシートで印象に残っているのが、学生にも関わらずアパレルの輸入販売を手がけて、年商800万ぐらいのビジネスをしている人。

この人は、アパレルが好きで、日本で売っていないブランドの服を海外に買い付けにいって、個人で経営しているようなアパレルショップにおいてもらうよう交渉したんですね。(有名なセレクトショップは、経営者と店長が別なので許可してもらえないそうです。)結果的に、目利きが効をそうして、シーズンごとに海外にいき、買い付けを行い、日本で販売するようになった、と。

たまたまアパレルを例に出したけれど、何かの分野に関して目利きの自信があって、販売ルートを確保出来れば、ビジネスになりうる。(ひろい意味ではせどりもこれにあたるだろう)実際には、仕入コスト・在庫コストはリスク以外の何者でもないから、やる場合にはよほどの自信がない場合は工夫が必要だ。

例えば、無名のアーティストのCDやプリントTシャツの販売代理など。まだ無名だけどセンスのある人を見つけてその商品を販売する。ってビジネスは、在庫がいらず、語学力と人脈があれば出来る。卒業旅行するのであれば、そういう日本で売れそうなものを探しに行く。というコンセプトを加えてみれば、趣味と実益が両立出来て、一挙両得かもしれない。



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資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その2


関連エントリはこちら
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その1
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その2
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その3
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その4
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その5

前回のエントリで約束した通り、就職氷河期を乗り切り、食っていくために資本金1円で起業して、出来そうなビジネスをいくつか考えてみます。


1.Bar経営

さて、最初に考えられるのはBarに代表される飲食店の経営です。実際に飲食店をやろうとすると、資本金1円ではできません。物件も借りないといけないし、什器だって揃える必要がある。だから、最初に紹介するビジネスとしては不適切なのだけれど、僕自身が学生が経営するBarで働いていた経験があり、大変良い思い出があるので、これを取り上げさせてもらった。(ちなみに、資本金ゼロでBar経営をする方法も最後の方に記したのでご覧ください。)

13年前の話になる。当時、ちょっと変な学生たちの間で、高橋歩さんという方が話題になっていた。学生時代に、人生を変えるセミナーみたいなものに友人と参加した高橋歩さんは、すっかりやる気が出てしまって、友人4人と借金して(しかもその借金はクレジットカードでだ。今だったらとてもおすすめできない。まさに冒険といえよう…。)Barを立ち上げる。

物件を格安で譲り受けた高橋歩さんは、既に売れているBarに修行にいき、経理等の勉強をし、ゼロから立ち上げたこのBarは大ヒットし、4店舗になる。その後彼は、サンクチュアリ出版社という出版社を立ち上げる…。

という人だ。この、起業の経緯は毎日が冒険という本に詳しくのっているので、興味のある人は読んでもらいたい。普通の学生が、ポジティブに思い切ったことにチャレンジしたら成功しちゃったよ。みたいなパターンなんですよね。実話だし、孫さんや、江副さん、堀江さんのようにエリート大学の出身でもないし、自分でも手が届きそうなところが凄く良いんですよね。

さて、ここからが本番なのだけれど、それに影響された若者が当時いまして、@retz(以下、烈)さんという人なんですね。@kojisato515 さんが資金を調達してオーナーになって、烈さんが経営にあたる、といったスタイルで、東京の北の端に伝説的なBarが生まれたわけです。


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自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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