ラグナロクオンラインの広告がひどすぎる。ってことで、いろいろな方面で話題になっているみたい。

人生VIP職人ブログwww : ラグナロクオンラインの広告がひどすぎる件
サーチナ : あまりにも酷すぎるオンラインゲームの広告

ネットの世論は、

  • オンラインゲームは話題性が命だから、話題になっている時点で勝ちといえる。
  • かつてのウルティマオンラインの広告の成功をパクったものだろう。
  • それにしてもセンスがない。

こういう感じに見解はまとまっているのかな。

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まぁ、確かにウルティマオンラインの広告に比べるとセンスが無いような気はします。

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ところで今回書こうと思ったのはそういうことではなくて、現実世界をゲームと同じぐらい楽しいものにするために、出来るコトはないだろうか。ってことなんですね。
僕はまぁそれなりにゲームはたしなむほうで、趣味が講じてゲームの企画・制作の売り込みを仕事にした頃もあったぐらいなのですが、人生の中で5年間ほどまったくゲームをしなかった時代があります。

それは社会人1~5年目の頃なのですが、その頃、何故ゲームをする気がおきなかったんだろう…。と考えてみると、面白いゲームがなかったというよりも、人生そのものがゲームみたいで楽しかったんですね。

ただ、その黄金時代が過ぎると結局またゲーマーに戻ってしまいました。それは仕事が惰性になってきて、萌えるような仕事をしていなかったからなのですが、最近Twitterをはじめてから、またゲームから遠ざかっています。

このままじゃダメだ!と思って、実は昨日・今日とTwitterから遠ざかりゲームをしようと思ったわけです。やりかけのゲームだってたくさんあるし、その気になれば大人買いできる身分です。

しかし、どうにも気分が乗らない。
それでちょっと考えを改めることにしまして、自分自身の人生をゲームぐらいに面白く出来ないか、考えてみることにしました。


1)目的を決める

ドラクエなりFFなりが面白いのは、やっぱり世界を平和にする。とか、魔王を倒す。とか、壮大な目的があるからだと思うんですよね。もちろん、ひょんなことがきっかけで、世界を揺るがす大事件に巻き込まれる。とか、否応なく故郷を追われる。というゲーム展開もありますが、平和な日本で暮らしている限り、このようなことは起きません。

そこで、勝手に壮大な目的(世界一の何かをつくる。とか)を決めるのがいいんじゃないかと思いまして、決めました。僕の目的は、

世界を豊かにするプロジェクトを100立ち上げ、実行する。

です。その100のプロジェクトには、世界の人を感動の涙で濡らす小説を書く。(まずは3月末に締切となる文学賞への投稿から…ですが。)などが含まれているわけです。

ちなみに、否応なく故郷を追われるっていうのは、現代の日本だったら会社を辞めて起業する。みたいな感じなのでしょうか。(そうなると、世界を揺るがす大事件というのは景気低迷による就職難なのかもしれません。もう、ひょんな大事件に巻き込まれているとも) 積極的にオススメはしませんが、人生に相当刺激がなく、焦りを覚えるほどであれば試してみるのもいいかもしれません。


2)仲間を見つける

僕にとってはTwitterはギルガメッシュの酒場みたいな感覚ですね。あ、まぁわからなければ、ルイーダの酒場みたいなものだと思ってください。Twitterを使わなくても、学生であれば周り中に優秀な人がいるだろうし、(学生時代に一緒に大きなイベントを回した友人は、三田祭実行委員の代表で、やたらプロマネができる漢でした…)社会人であれば、これまでの仕事を通じて仕事のできるプロフェッショナルといくらでも知り合いになっているんでしょうね。

もし、まだ仲間が見つかっていなければ、見つけるところからはじめるといいんだろうな、と思います。一人で冒険にでるのはなかなか心細いですし。ただ、真の仲間は自分が勇者になってからでないと見つからなかったりもするので、出来るところからやっちゃうのも手かな。と思います。


3)修行は…しない!

基本的には、この修業というか、経験値集めが大変だったり、理不尽だったりするので、仕事を楽しめなくなると思うんですよね。まぁ、石の上にも3年っていいますから、あまり面白くなくても3年ぐらいは我慢して修業する。っていうのもアリだと思います。それと学生時代は修業と割りきって徹底的に準備するのはひとつの手だと思います。

ただもう最近は単なる経験値集めみたいなゲームは少なくなっていて、ミッションを通じてレベルアップする。知恵(編成やコンボ)を利用して、強敵を倒す。みたいなのがデフォルトになっている感もあるので、いきなり実践してみたらいいんじゃないかな。と思います。

小説家になりたい場合は文学賞に応募する。ゲームデザイナーになりたい場合はシナリオを書くなり、フリーゲームをつくってみたりする。ネットビジネスを立ち上げるなら、ブログなりプログラミングなりやってみる。って感じですかね。

自分の好きな分野で、楽しめるミッションに取り組めばいいんじゃないかな。と思います。
もっとも世間の目は厳しくなります。なので、言い訳はどうにかして用意する必要がありますね。

アート(脚本、小説、デザイン、声優…etc..)の世界に身を投じた人はデビューするまで、その分野の世界でアルバイトとかして小銭を稼ぎながら生きているみたいですね。これは、アリだと思うんですがその分野で成功した人と最低一人は仲良くなって、どうすれば成功出来るかを指南してもらったほうがいいかなぁ。という気はします。完全に一人でやるのはカッコいいですが、難しいとも思うんですよね。古くは樋口一葉、新しくは香川照之まで、偉大な芸術家には道を示す先達がいたわけですから。(オビ=ワンや、ガンダルフみたいな人がいることは、勇者にとって恥ずかしいことではないと思うんですよ!)

ビジネスの世界であれば、最近は学生・社会人問わず、ビジネスプランコンテストみたいなのがたくさんありますから、仕事の合間にそういうのに取り組んだり、グロービスなど気の利いた外部セミナーに通って講師と仲良くなって起業の相談をするとかがいいんじゃないかな。と思います。


4)ロマンスがしたい!

やはり、冒険にはロマンスがつきものだと思います。ロマンスのない冒険なんて、冒険じゃないと思うんですよね。じゃあ、どうやってロマンスするか…。ロマンスするには、どうやら力と心が必要みたいなんですね。これは相当むずかしい。ちなみに、どっちかしかなくてもロマンス出来ている人はいます。

学生時代に全然彼女が出来なかった友人が、難しい国家資格をとった後、合コンでもてまくって、いちはやく結婚したって例なんていくらでも目にすることができるでしょう。

おなじように、何であんなやつが…という人が細やかな気遣いと優しさで、女性(あるいは男性)を虜にしていく姿を隣で見て、忸怩たる思いをした人もいるでしょう。

まぁ、力と心、どっちかは相当得意。ってヒトであれば、どちらかを徹底的に磨けばロマンスはついてくるからいうことなしです。というかたぶんそんな人は僕なんかのブログを読む前に幸せな生活を送っていることでしょう。(ちなみに、相方とうまくいっていかなくなったってケースは、力か心のどちらかがダークサイドにいってしまったケースが多いような気がします…)

そうじゃない人は、結局何かの冒険に出て、力も心も磨かないといけないんでしょうなぁ、、と思います。忙しさに負けて、ダークサイドに足を踏み入れないよう、注意しなければなりませんが。

でも、冒険さえすれば、出会いはいたるところにあって、取引先の人とか、高校・大学の同級生とばったりであって恋に発展するとか、職場の先輩・後輩といい仲になっちゃうとか、あると思うんですよね。結局、輝いていないとなかなか自分の魅力に気付いてもらうのも難しいですから、自分が輝けるような目的をたて、冒険に乗り出すことが大切なんでしょうね。

というか、これはぼくも得意じゃない領域なので、あんまり気の利いたことはいえないですが。。(修業します!)

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まぁ、こんな感じになるのかな、と思います。僕の場合、目的はさっくり立てることが出きたし、既に否応なく故郷を追われ(=会社を辞めて)いるので、次は仲間を見つけるところなのかなぁ、と思っています。修業はまぁ10年やってきたので、暫くは経験値をアップさせなくてもいいでしょう。あえて言うなら、ブログを毎日書き続けることが、一つの修業です。

ただ、ひとつだけ気付いたことがあって、どうやら僕は勇者ではない。みたいなんですね。なんというか子供じみた英雄願望がずっとあって(それでゲームにもはまったりしたのでしょうが)、どうも勇者じゃなさそうです。勇者といえば、勇者しか使えない魔法があって、戦士並の戦闘力があって、いくつかの分野で一流になれる人だと思うんです。


僕は、相当ひいき目に見ても、赤魔道士です。白魔法も黒魔法も使えるし、戦闘だってそこそこできるけれど、全部中途半端。中盤以降はお荷物キャラです。一芸に秀でた何かがない。これは、妙に自分自身で納得できる考えです。僕ができるのはせいぜい、冒険を始めたばかりの低レベルのパーティが最初の目標を達成するまで同行して支援すること。(だいたいそういうキャラって途中で犠牲になって死ぬので嫌なのですが、ここは日本なので大丈夫でしょう。)

というわけで、お仲間募集!です。

何かやりたい、と悶々としている人は、是非TwitterなりBlogのコメント欄なりで話しかけてもらえれば、と思います。


追伸:
今日って、ホワイトデーだったんですね…。今まで気付きませんでした。