関連エントリはこちら
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その1
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その2
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その3
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その4
資本金1円で起業して、就職氷河期を乗り切る方法 -その5

さて、昨日に引き続き、就職氷河期を乗り切るために学生(あるいはそれに近い立場の人)が、資本金1円で起業できるようなビジネスを考えてみます。


3.輸入販売

新卒採用に関する仕事をしていたときに見たエントリーシートで印象に残っているのが、学生にも関わらずアパレルの輸入販売を手がけて、年商800万ぐらいのビジネスをしている人。

この人は、アパレルが好きで、日本で売っていないブランドの服を海外に買い付けにいって、個人で経営しているようなアパレルショップにおいてもらうよう交渉したんですね。(有名なセレクトショップは、経営者と店長が別なので許可してもらえないそうです。)結果的に、目利きが効をそうして、シーズンごとに海外にいき、買い付けを行い、日本で販売するようになった、と。

たまたまアパレルを例に出したけれど、何かの分野に関して目利きの自信があって、販売ルートを確保出来れば、ビジネスになりうる。(ひろい意味ではせどりもこれにあたるだろう)実際には、仕入コスト・在庫コストはリスク以外の何者でもないから、やる場合にはよほどの自信がない場合は工夫が必要だ。

例えば、無名のアーティストのCDやプリントTシャツの販売代理など。まだ無名だけどセンスのある人を見つけてその商品を販売する。ってビジネスは、在庫がいらず、語学力と人脈があれば出来る。卒業旅行するのであれば、そういう日本で売れそうなものを探しに行く。というコンセプトを加えてみれば、趣味と実益が両立出来て、一挙両得かもしれない。



4.自分屋24

自分屋24というサイトがあって、これは自分の空き時間を売る便利屋みたいなサイトなんだけど、こういうサイトを持っておく。というのも一つだなー。とは思う。商売をしていると人手が突然足りなくなることって時々あって、そういう時ってヒマそうな人に真っ先に声がかかるわけです。

かくいう僕も、何故か演劇の大道具の運び込みや撤収で人でが足りない時には知り合いから呼び出され、労働します。一度手伝ったところ、「こいつヒマだ」と目をつけられて、定期的に声がかかるようになったんですね。かつて、日雇いバイトのサイトがあったときには割と便利にそれが使えたみたいなんですけど、今は悪評が広まって、なかなか簡単に人も呼べないみたい。

というわけで、僕の(私の)空いている時間自由に使ってください!というビジネスを始めるのも一つだと思う。変な仕事を断るようにしても、大人って若手の日中労働力との接点が少ないから、一度お願いされてうまく行くと、そこからリピートで仕事がもらえる可能性が大。

ちなみにポイントは、うまってしまっている時間(あるいは特定のスペックの人がいないとき)でも、可能な限り友人を紹介します。といっておくこと。そうすると、もし人を手配できたときは、紹介料をもらうようにすればいい。これは在庫がいらないから楽かもしれないね。



5.シェアルームの管理人

最近、コストを安く抑えられることから若い人を中心にルームシェアが流行ってる。このルームシェアの管理人に立候補するというのがこのプラン。

ルームシェアのメリットは、1.安い、2.楽しい なので、このニーズを満たしつつ、住人同士のトラブルが極力減るような活動、運営をやってあげればいい。絶対お風呂の掃除をやらないところとか出てくるから。管理費のイメージは2,000円/月で、全員から集める。4人ぐらいのルームシェアを3件プロデュースするところ(月24,000円)からはじめて、徐々に管理物件の数を増やして行く。と。

実際には、ルームシェアを募集するサイトはたくさんある。しかし、こういうところをターゲットにしてはならない。目指すは、安ければ良い。ではなくて、値段はそこそこだが、楽しい。という高付加価値型ルームシェア。ターゲットはそこそこの企業に勤めるサラリーマン。忙しく仕事をする人は、寝に帰るだけの家に高いお金を払うのがバカバカしくなってくる。あるいは実家から通う人は都心にセカンドハウスが欲しくなる。その心の隙につけこむのだ。

毎月のイベント。年に2回の小旅行。男性(あるいは女性)のルームシェアグループとの合コン…。ウェブサイトをつくって、楽しげな毎日を外部に宣伝し、仲間を募る。。などなど、エンタメプロデューサーたる管理人がやるべきことはたくさんある。クチコミがクチコミを呼び、集客に困ることもない。試す価値は十分ある。

プライバシーが守られる、鍵付きの部屋を確保することが重要だね。(管理人たるもの、部屋に鍵をつける作業ぐらいしたいもの。)


-----


考えれば、いくらでも出てくるのが、資本金1円で起業する方法。
5つほど例をあげたけれど、実はこれらのプロジェクトは、それしかやっちゃダメ。ってことはない。平日は管理人をやって、土日はBar、いくつかウェブサイトを持って相互に更新しつつ、アフィリエイト収入。人材派遣もやっちゃうよ。という生き方をしてもいいのだ。

個人で事業を営む人は、収入源は3つあったほうがいい。という。
そうすれば、一つの事業がコケても、他の二つでなんとかなるからだ。
ぼくも1年生き延びるためには、そういった生き方を推奨する。

男性でも、女性でも、人脈がもっとも強力な武器になる。

私にはコミュニケーション能力がないから…。

そう思う方もいるかもしれない。しかし、面接で必要なコミュニケーション能力と、日常生活で必要なコミュニケーション能力はちょっと違う。面接では緊張してしまう、という人もいるはずだ。

ネット上でも、実生活でも、気軽に友人と連絡がとれる性格であれば、なんとかなる。
そういう性格でないのであれば、今紹介したような商売を経験して、コミュニケーション能力を鍛えてからのほうが、よっぽど就職活動もしやすくなるだろう。

もっとも、自ら事業を興し、軌道にのせることが出来たら、もう企業に勤めることがあほらしくなるかもしれない。それならそれでいいではないか。あなたは自分の才覚で、自由を手に入れたのだから。

次のステップは人を雇って、自分じゃなくてもできる仕事を任せることだ。

そう、あなたは既に経営者なのだ。

----


1円起業のアイディアばかり並べて少々飽きてきたので、次回は会社設立や、1円起業の事業を立案する際のメソッドを紹介しようと思います。