fukuidayo

人と組織と、fukui's blog

32歳にして会社を辞め、小説家になることを志し、食うために起業したある男のblogです。

2011年02月

24

シェアハウスの住人たち~ソーシャル・アパートメント菊名にて~

先日ブログにも書いた、ソーシャル・アパートメント菊名
2月19日についにオープンしたので、そのオープニングパーティに参加してきました。
思っていた以上に面白い方々と会うことが出来て、これからの生活が楽しみです。

fukuiが以前勤めていたジョブウェブという会社の社長(佐藤孝治さん)は、

「社会人と学生が触れ合う場が圧倒的に少ない。だから就職するにしても、起業するにしても、非常に狭い視野でしか社会を知ることが出来ず、満足のいく就職活動を送ることが出来ない。社会人と学生が毎日接して意見交換する、毎日がOB訪問みたいなアパートを作りたい。」

と10年以上前から言ってましたが(そしてご自身が保有する物件で一部それを実現しておられましたが)その理想型がここにあるような気がしました。

さて、ユニークな入居者の方々を紹介していきたいと思います。

sharehouse_1


一番奥に見えるのはグローバル・エージェンツの代表であり、ソーシャル・アパートメント事業の仕掛け人である山崎社長。元々はゴールドマン・サックスを経てこのソーシャル・アパートメントを立ち上げた変わり種社長です。

その隣に立っているのが、地震を研究しているという地震専門家。
よく言われているように、動物が人間に感じとれない振動を感じて、逃げ出すということはありえない。但し、地盤と地盤がぶつかり合う時に生まれる電磁波を感知して数時間前に逃げ出す。ということであれば、ありえる…。など、専門的な話を伺いました。

ほんの数時間の差でも地震が予知できれば、建物から出て避難する。などの予防措置が取れ、被害者は随分減ると思うのですが…。研究の進展が望まれる分野です。

ShareHouse_2

ちょっと写真がブレてしまいましたが、手前がルイス。海外ではシェアハウスは家賃を抑える効果もあるし、一人暮らしよりもむしろメジャーな暮らし方のように思います。ソーシャル・アパートメント菊名にも何人か外国国籍の方が住まれてますので、多様性に触れたい方は是非。

そしてルイスの隣が、スポーツエージェントのA氏。もともとはプロテストにも合格していた凄腕のフットボーラーでしたが、次のキャリアとしてスポーツエージェントの道を選ばれたとのこと。じっくりとお話出来ませんでしたが、もっと話を聞いてみたいところ。

ShareHouse_3

 さて、最後に紹介するイケメンは翻訳家の清水さん。主に海外ゲームのテキストを日本語に訳す仕事をしておられるそうです。一人で出来る仕事なので、日中静かなラウンジで仕事することが多くなりそう…。とのこと。fukuiも営業に出ないときは、一人でこもって作業することが多いので、仲良くなれそうです。清水さんや僕のように、普段はフリーランスのような形で動き、大きな仕事はプロジェクトベースで仲間と取組む。という仕事のスタイルをしている人も結構入居されているそう。将来的には入居しているメンバーと何か面白い仕事に取り組めたらいいんですけどね。

 さて、なんだか男性の紹介ばかりになってしまいましたが、美女も多かったですよ!ただ、僕がカメラを向けると、皆変な顔して逃げるので…。また次の機会に紹介したいと思います。

 fukuiもすぐにソーシャル・アパートメント菊名に滞在できたらいいんですが、20日から1週間ほど、オーストラリア&バヌアツに仕事ででかけますので、実際に住むのは3月頃からになりそうです。

 それにしても、3月からの生活が楽しみだ!





7

プロジェクト推進者のための議事録の書き方

プロジェクトを設計(デザイン)し、前に進める。という仕事に取り組み始めてから、ありがたい事に多くの仕事の相談や依頼を受けるようになった。やってみて感じるのは、企画するだけでなくて、ものごとを確実に前に進めてくれる人をどこの企業も求めているんだなー、ということ。

プロジェクトを設計し、前に進める。というと大層なことをやっているように思えるかもしれないけれど、実は僕がやっていることは本当に単純で、

・アジェンダをつくり
・会議をファシリテートし
・議事録を作成する

ということをしているだけだ。もちろんプロジェクトを円滑に進めるために必要であれば、情報共有やプロジェクト推進のツールを提供したりもするけれど、基本的には無料で利用でき、汎用性の高いものしか使わない。

プロジェクトを前に進めるために、ちょっとしたTIPSのようなものも身につけてはいるつもりだけど、基本はやっぱり議事録だと思う。

企業の中には、一番若い、あるいは役職的に一番下の人が議事録を書くというケースも多いと思うけれど、ことプロジェクトの推進に関わる会議ではこれはダメだと思う。そんなプロジェクトは失敗する確率が高い。基本は、

1)会議をファシリテートする人がアジェンダをつくり、議事録をとるべきだ。
2)それが無理なら、会議をファシリテートする人と同じレベルでものごとを考えられるNo.2がそれに取り組むべきだ。
3)それも無理なら、優秀な若手にアジェンダ作成と議事録を任せ、ファシリテーターがすぐに、かつしっかりと目を通してアジェンダと議事録をレビューすべきだ。

それが出来ているプロジェクトは、力強く前に進む。
出来ていないプロジェクトは前に進まない。

それだけのことだ。
本当にわかりやすい。

逆に言うと議事録を任せられた若手は「めんどくせー」と言わず、自分が実質的なプロジェクトリーダーになったつもりで、議事録作成にあたるべきだ。実際に、議事録の担当になった人はそれぐらいの権利を持つことになる。

何故なら、

アジェンダを作成できる:これは実質的に会議で決めること、話すことの主導権を握ったも同じことだ。会議の前に自分の考えをファシリテーターにぶつけ、吟味することが出来る。

議事録を作成できる:これにはいくつかのメリットがある。
・プロジェクトの全体像、推進すべきタスクに関して誰よりも詳しく理解できる。
・進捗が滞っているものや人、明確になっていないものに関して立場上確認が取れる。

まさに、議事録担当はプロジェクトの実質的なリーダーと言えよう。自分が未熟であれば、実質的なリーダーになるための最良のトレーニングの場だとも言える。(その意識をもって議事録作成にあたるのであれば。)

さすがに毎日毎日議事録を書いていると、どのような議事録が簡単で、プロジェクト推進に効果的なのかわかってくる。

というわけで、僕が普段利用しているアジェンダ、議事録のテンプレートを紹介したいと思う。

議事録ってどうとればいいの?と悩んでいる企業経営者や若手社員の方にも読んで頂き、事業の推進や若手社員の育成に役立てて頂ければと思う。

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自己紹介
プロジェクトデザイナー。富山県在住。人と組織の問題に興味があります。小説の原稿の断片、日々感じる社会や経済に関する疑問、書評を徒然なるままに。

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